昨晩は寝付きが悪かったので、遅まきながら読者から教えていただいて録画していた
ロンドン迷い道~鮨・あら輝の挑戦(フジTV)
を見てしまいました。先日の日曜昼の放映でしたから、見た人は少なかったかもしれません。
長い期間フジは荒木夫婦に密着していたようで1時間の自称ノンフィクション、最初は夫婦の「勘違い度」の増大を面白げに見ておりましたが、後半からは
イタくて見ていられない
感じになってしまいました。
この自称ノンフィクションは、この25日から六本木でオープンするという
新生「あら輝」の宣伝
で〆となるのですが、ロンドン進出頓挫のドタバタを恥ずかしげもなく公開した
捨て身の自虐宣伝
と感じたのは友里征耶だけではないでしょう。
詳しくは、記念すべきオープン日の25日の友里征耶ブログで触れてみたいと思います。
さて本日のブログは
増刷自慢
であります。
昨晩帰宅してメールをチェックしていたら、新潮社の編集者から
「グルメの嘘」が増刷
との吉報が入っていたのです。
友里征耶としてデビューして10年あまり、この間たしか7冊出版させていただきましたが、その中でも優等生だった「グルメの嘘」。
業界関係者の話では、3万部ちかく売れたはずと言われるデビュー版
シェフ、板長を斬る 悪口雑言集(いまはなきグラフ社)
につぐ売れ筋でありましたが(あくまで紀伊國屋の公表発売数からの推測でありまして、ちょろまかしのグラフ社からは正確な刷り数の開示がなかった)、まさか
出版から4年経った新書が増刷
とは思いもしませんでした。
ケーシー、もとい、J.C.オカザワの得意技である
初版印税貰い逃げ(早い話が増刷なし)
を揶揄している友里としましては、これで更にケーシーを堂々とおちょくる武器が増えたのでありますが、思い出せばこの友里にも初版印税貰い逃げが2冊ありましたっけ。
グルメバトル(今はなきグラフ社)
グルメの真実(宝島社新書)
後者の新書は初版が1万5000部前後と営業戦略として強気すぎた感がありますが、前者の「グルメバトル」は
ケーシー、もとい、J.C.オカザワとの共著
でありました。
貧乏神と組まされたのですから、増刷なんて出来るはずがない。
ホント
貧乏くじを引いてしまった
と、友里征耶の経歴の中では(たいしたことないですが)、唯一の汚点となっております。
実は延び延びになっておりましたが、現在、来年の出版を目指しある出版社が最終検討段階に入っております。
このたびの「グルメの嘘」の増刷ニュースが追い風になるのではないかと喜んであります。
この年末は、角川の編集者を交えてケーシーオカザワと年に一回の会食(忘年会)を予定しております。
現在のところ、最終確認がケーシーから来ていないので、もしかしたら孤独死しているかもしれませんが、生存しているならばこの12月、ケーシーオカザワは
久しぶりに居酒屋料理から離れてイタリアンにありつける
のであります。
最近は、唯一の応援団だった中高時代の同窓生の取り巻き連中も離れていっていると漏れ聞くケーシーとの会食記、ご期待ください。