昨日、金融関係者と話したこと、
思い切って利上げした方が株価は上がる
株の世界では
織り込み済み
材料出尽くし
という言葉があります。
業績が良さそうだと予想される会社の株価がじりじり上がり、「上方修正」を開示した瞬間に
株価が下がる
という現象はよくあること。
これは、それまでの株価に(上方修正が)織り込まれていて、上方修正したことによって株価を上げる材料がなくなって結果株価が下がったという
後付け理由
からなのであります。
ここ数ヶ月の株価低迷(アメリカ)は、この利上げを織り込んできたからでして、中国の問題がメインではないのではないか。
ですから、この折り込み済みの株価の中で利上げに踏み込んでいれば、材料(利上げ)出尽くしで
株価は反転
すると友里は考えたのであります。
現に昨日のNYダウ。
利上げ先送りで一瞬高騰しましたが、最後は
65ドル安
と前日より下がってしまいました。
この数日、利上げ判断が近づいているのにNYダウは上がっておりました。
これは「利上げ先送り」を織り込んでいたからでして、「先送り発表」で材料が出尽くして株価が下がったということでありましょう。
利上げを10月以降に先送りしたおかげで
10/7の黒田バズーカも撃てなくなった
のではないか。
利上げ前に日本が先にカードを切るわけにはいかないからです。
これでは10月末のバズーカも期待出来ない。
日本の株価も当面停滞が続くと友里は考えます。