本日発売でした。コンビニで早速購入(750円とちょっと高い)、ざっと読んで驚きました。
更なる「ミシュラン批判」と私は発信しましたが、内容はミシュランをつかった徹底的な「山本益博さん批判」でありました。
ここまで書いていいの? 業界関係者から聞いていたのですが友里でも書けなかったマスヒロさんの裏の顔が、具体的に実名も挙げて「見城?宇田川 対談」で明記されております。
麻布十番の「かどわき」主人は「マスヒロさんが予約電話で『タダ飯』を要求したので断った」とのこと。私は銀座の鮨屋でも同じような要求があったと聞いていましたから驚きませんが、マスヒロ信奉者には衝撃の記述であります。
「水谷」へ出入りできないと聞いていましたが、「京味」も山本益博氏と一緒だと来店を断っているというのもうなずけますね。これだけの有名店でありながら彼の「京味」コメントを見た記憶がありません。
まだまだマスヒロさんの品行下劣(見城社長談)な呆れる行状が二人によって暴露されていますので、ぜひご一読をおススメします。ミシュランとの癒着の記述もあります。友里としましては、来週のブログで詳しく取り上げたいと思います。
見城氏、宇田川氏とも、山本益博氏の「評論家生命」はこのミシュラン癒着で絶たれたと断言しています。私もこの企画で書かれていることが真実ならば、「料理評論家」の看板をおろして引退、その後は「自腹」で好きな外食をされることを進言させていただきます。
宇田川氏はついでに面白いことを暴露していました。「月刊プレイボーイ 3月号」で掲載された「ミシュラン・ガイドの裏事情を語る」での座談会でのこと。この記事は私のブログでも2回取り上げております。
http://www.tomosato.net/blog/2008/02/post_326.html
http://www.tomosato.net/blog/2008/02/post_328.html
その対談の出席者の一人、伊藤章良氏(イベントプロデューサー&フードライター)が山本益博氏の信奉者のようで「山本先生!」と呼んでいたというのです。ブログでもちょっと書きましたが、マスヒロさんの影響力を借りてライターとしてこの業界で成り上がり本の出版をしたい意欲のためのスリ寄りなのでしょうか。宇田川氏は大学で教鞭とって作家であるのに「宇田川さん」と呼ばれたとにちょっと不満も申されております。
しかし、世のフード系ライター、外食好き、食通で山本益博氏を「先生」と崇める人がいたとは驚きです。
何考えているんだ、この人は。長く一般人より多くの外食をしていると言っている伊藤さんが、この業界でのマスヒロさんの実態をまったく知らないとは思えません。知らないなら彼にはまともな情報が来ないということです。マスヒロさんの行状を知りながらも「先生」と呼んでいるとしたら、彼も同じ穴の狢なのでしょうか。
どうか「先生」本人に数々の悪い噂や話の真偽を確認してもらいたいものです。「かどわき」主人に聞けばすぐわかりますけど。
そう言えばQサイト時代、コラムで伊藤氏を取り上げたことに対する邱さんへの直訴抗議メールには「邱 先生」とあったことを思いだしました。Qサイトにこのような不愉快なコラムは必要ない、サイトや他の執筆者にも悪影響を及ぼす、といったような内容だったと記憶しております。
しかし、面識もなく教えを乞うたこともない人にいきなり「先生」をつける伊藤氏の処世術には頭が下がります。こんなこと書くとまた抗議メールがくるかもしれませんが、立派に月刊誌で対談とはいえデビューされている公人ですから仕方ないでしょう。
「親ガメこけたら子ガメもこける」ではないですが、信奉するマスヒロさんが料理評論家としての生命危機に陥ったとしたら、ようやく露出が多くなってきた伊藤章良氏ですが、運が悪いとしか言いようがありません。
彼がマスヒロさんを信奉し「先生」と崇める姿勢でライターを続けた方が、一般読者により「悪影響」を与えると私は考えます。