「魔法のレストラン」 2

脳科学者の茂木健一郎氏が3年間確定申告(4億円)をしていなかったというニュースを聞いて私は驚きました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091110-OYT1T00025.htm
NHKのレギュラー番組では、何の検証もなく自称(他称?)プロフェッショナルを誉めあげていたので単なる「ヨイショ人」かと思っていたのですが、単なる「世間知らずの人」でありました。
税務署から申告するよう言われても、

忙しくて申告する暇がなかった

税理士に知り合いがいなかった

との苦しい弁解で確定申告をしなかった茂木氏。東大の法学部を出たと聞いていますが、税法を勉強しなかったのでしょうか。05年までは確定申告をしていたと思うのですが、有名な売れっ子になって自分は特別と勘違いしたのかもしれません。
税理士への報酬をケチったのか、税金を払うのが嫌だったのかわかりませんが、忙しくて申告できないというなら、

まずは仕事を断って時間をつくってでも納税するべき

ではないでしょうか。
髪型や顔立ちが子供っぽいとは思っておりましたが、脳の中も幼稚なのかもしれません。嵐山吉兆という高額料亭へもジーンズ姿で訪問してしまう脳科学者。脳を科学するのに「世間常識」は必要ないようです。彼の「脳」の中身を調べてみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
さて本題です。
本日は両中東氏と佐々木氏についてです。
「美山荘」と「草喰 なかひがし」の主人たち(中東氏)の格付け(1つ星)に対する反応が両極端でした。
「美山荘」の主人は1つ星に対して「残念です」と悔しそうな顔。
周りだけではなく本人も「3つ星」を狙っていたように感じました。しかし、毎日山へ草や茸を採りに行くという四代目の中東氏。
TVスタッフを乗せて自ら運転していたのはポルシェ・カイエンでありました。ハンドルのボス部にあのマークを確認して私は驚いたのです。国産の四駆ではなく、ポルシェのスーパーSUVで「摘み草」していたら、出される「摘み草料理」にCPを期待するのは無理ではないか。
一方、「草喰 なかひがし」の主人・中東氏は女将共々1つ星を表面的には喜んでいました。

1つ星を願っていた。貰うなら1つが良い。

と言っていましたが、本心から言っていると受け取るほど友里は性格が良くはありません。
最後に佐々木氏であります。

3つ星はいらない。今貰ったらおかしくなる。2つで良かった。

と発言していました。また村田氏との会話では「ミシュランガイド 京都・大阪版」に対して

すぐ落ち着きますよ

と冷静な判断を披露していました。
まあ2つより3つの方が同じ貰うなら良いとは思いますが、2つ星への降格の悪影響は2つ星→1つ星への降格の場合と比較にならないほど大きいはず。
連日府外の客や観光客で満席の店ですから、頂上は必要なかったのかもしれません。
「瓢亭」の高橋氏、両中東氏、徳岡氏、村田氏、佐々木氏とその反応から彼らの「性格」が少しはわかるというものです。
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