15日発売ながら地方へ出かけていて入手できず宣伝できなかった「めしとも」、どうせするならアクセス数がもどる連休明けが一番と考えて本日まで我慢しておりました。
今回の「めしとも」は、夏だからか「激辛&ビール」がメインテーマ。麻婆豆腐、担々麺、カレーと、ビアガーデンの2特集が主力であります。
麻婆豆腐好きの友里ですが、掲載されている店のほとんどが未訪問。担々麺やカレーの店でも面白そうな店が紹介&評価されていますので、機会をみつけて訪問したくなりました。激辛好きな方は必読です。
友里征耶の担当は2箇所。34ページから3ページかけた「旬の四川料理店5店 抜き打ち調査」は5000文字以上の大作であります。2週間近くの出張の帰国翌日からの麻婆3連チャンなど、この企画に最注力した力作、ぜひお読み下さい。
5店すべてが「旬」の店だったかは疑問でありますが、ポニーテールのマダムの存在が印象的だった「チャイニーズレストラン わさ」は機会があればぜひ再訪したいと思った店でありました。
もう1つは今回が最後で来月から模様替えとなる「銀座“裏”ガイド」。58ページに「KM(カーエム)」を取り上げております。寿司屋だけではなくフレンチシェフも最後は銀座へ出店したいのか。
カウンター席主体で調理はシェフ一人。色々な制約(コースだけ、メインを事前に決定など)で楽しみが少ないフレンチとなってしまいました。
来月号からは、店は銀座に限定せず、しかしジャンルは「寿司屋」に限定した企画となる予定です。ご期待下さい。
J.C.オカザワはレギュラーの「煮込み屋紹介」のほか、「ニューオープン 土足調査」で「居酒屋革命」」という店を担当しております。料理を2品頼んだら、焼酎が無料で飲み放題というシステムを引っさげて登場した話題店だそうです。
この手の廉価店に甘いJC、結論として「可」と合格点をつけていましたが、匿名のフードライターの評価は
もっとがんばりましょう
と、価格、味、満足度はチェーン店と変わらずと落第点。高額店だけではなく、得意の居酒屋など廉価店の評価もアテにならないとなると、JCの引退(というか退場)もいよいよ現実味を帯びてきたと言えるでしょう。
美食の王様・来栖けい氏の「今月のオススメ 30食」は、なんと「鮨 てる」、「Hajime」、「Fujiya 1935」の3店だけで過半以上の17枚の写真掲載。
店が忙しくて食べ歩きできない立場はわかりますが、30食といっても同じ日のコースに出る「皿」で数を稼ぐのはいかがなものか。
予定ではシェフの交替があと1年を切った「エキュレ」。来年4月にシェフやジャンルを変更するというコンセプト、そろそろ具体的に話を煮詰めていかないと間に合わないと思うのですが、リニューアルオープン計画が順調に進んでいるようには見えません。外食なんかしている暇はないのではないか。
そして田崎真也氏の「旨酒 偏愛主義」は今回が最終回のようです。ワインをメインにする居酒屋の紹介に限界があったのでしょうか。
とにもかくにも、ぜひご購入の上お読みいただければ幸いであります。