ミシュランの☆をとってもその神通力がなくなったのか、店内がガラガラの店を目にするようになりました。大箱な店にありがちな傾向ですが、その大箱店でも結構客が入っていたのが六本木ヒルズの「ラトリエ ロブション」です。昼でしたがほとんど満席でした。
ミッドタウンも過熱感がなくなりましたが、この六本木ヒルズ、オープン時と違ってかなり客足は落ちましたが、シネコンというコンテンツを持っているのでそこそこ客が来るのではないでしょうか。(といってもこのシネコンも平日は客が少ないですけど)
森ビル、三井不動産などデベロッパーが仕掛ける再開発計画、わざわざ行く必要がない不要なビルだ、と友里はデビュー当時から主張していました。ビルオタク(建築オタク)でなければ、事務所、ブランドショップ、CP悪い飲食店が入っているだけのビルへ行く必然性がないからであります。
冷静に考えれば、ショップや飲食店は他の場所で代替が可能であります。特に飲食店はほとんどが支店でありますから、慌てて人集めした支店より本店の方がクオリティやCPが高いのは当たり前です。
ミッドタウン、表参道ヒルズ、丸ビルなどそこへ行くだけの価値がないビルが多い中、麻布近辺在住の方に限定されますがこの六本木ヒルズはシネコンが楽しめるのが唯一の利点でありましょう。
ほとんどいつもガラガラなところも嬉しい。麻布周辺にも子供は住んでいるわけですから、吹き替え版を上映してくれれば近辺の家族にはより使い勝手が良くなるでしょう。
さて、「店評価ブログ」に西麻布の「オーベルジュ ド リル トーキョー」と六本木の「ザ フレンチ キッチン」をアップしています。ほとんど話題にならず埋没感のある「リル」、週末は家族連れなどで客が入っている「フレンチ キッチン」、ぜひお立ち寄りください。
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