巷でも失敗ではないかとの話がポツポツでてきたようです、「銀座Velvia」。飲食店フロアだけでなくビル全体への客入りがわるいのでしょう、付近の道路では宣伝のためか、ビラ配りしている人が何人かいました。アヒルはまずまず好調、週末のバンケットで帳尻を合わせられるコンランレストランは別にして、他の店は悲惨そのものではないか。スペイン料理の「カーサ カマロン」はカウンターの小さな店ですが、昼に客入っているところを見たことがありません。
だいたい、7階へ上がった瞬間のあの強烈な「スパイシー臭」。火鍋専門店の「天香回味 銀座店」から出ているようですが、他の店には大変な迷惑。飲食店フロアとしては致命傷でしょう。
三井不動産としては「交詢ビル」に次いで銀座で2連敗か。根本的にこの部門の意識改革をしなければ、今後、こうのような飲食店の悲劇は繰り返されることでしょう。
「店評価ブログ」に、国立新美術館内のファミレス・フレンチ「ポール ボキューズ ミュゼ」、女流作家や放送作家といった味のわからない文化人、業界人が絶賛する入谷の「ステーキ 定谷」を追加しました。
あんなファミレスみたいなところにそこらのフレンチ並の支払いで行く価値があるのか「ミュゼ」、最近のヒラマツグループはあまりに迷走しすぎです。そんなに「稼ぎ」急いでどうするつもりか。クオリティを保てるはずがありません。
鮨屋での食べ方も知らない林真理子氏が絶賛する「定谷」で、グランメゾン並の支払いをして家庭料理の延長線上の料理を食したら、「文化人、業界人のススめる店にうまいものない」の定説を再確認できます。