連休に「銀座Velvia館」を見てきました。予想以上に客が入っていないのにびっくり。ショップフロアは人まばら、レストランフロアもほとんど人が歩いていません。店内も「アヒル」など一部が盛況なだけで、「カマロン」の支店など客が一人も入っていません。連休中の昼過ぎですよ。しかもオープンして2週間も経っていないのに。オープン数日後の平日も同じような状況でしたから、これは恒久的な現象だと考えます。
三井不動産はまたやってしまったようです。交詢ビルの教訓を生かしておりません。銀座で中途半端な規模の商業ビルを建てても、中心部でない限りそうは客が入らないということです。同じ三不でも活況なミッドタウンとはえらい違いです。同じ三不でも再開発ビルと商業ビルを担当する部門が違うという話も聞きました。グラナダの蕎麦屋はミッドタウンと両方出していますが、ぜんぜん客入りが違うそうです。つまり、料理自体の問題ではなく、ビルのコンセプトという根本的な問題だということがわかると思います。
誘われて出店してしまった飲食店経営者、またも不入りの商業ビルを作ってしまった三井不動産、彼らは交詢ビルの悲惨さをまったく生かしていなかった、反省していなかったということです。
「店評価ブログ」に、一人客の予約を嘘ついて断る、コース制なのにビールを頼むと無断で「お通し」を出して請求する、カード手数料を「サービス料」と称して5%客に転嫁する、など性格の悪い天麩羅屋「畑中」をアップしました。どうぞお立ち寄りください。