昨日のブログで「アッカ」の休業を取り上げた行きがかり上、昼間の現場を見てみなければならないと、所用のついでに立ち寄ってきました。
店内解体というのでしょうか、壁などの部分をはつる作業の真っ最中。店内を完全なスケルトン状態にするようです。つまり厨房や水回りの配置も振り出しに戻す?
コース料理しかないのに皿出しの遅さがこの店の特徴というか最大の欠点(最近は料理のクオリティも落ちたと言われています)なので、調理スピードを上げるため厨房の配置を含めた大改修をするのか。それともただの原状回復で実質閉店なのか。
調理のスピードを上げるには調理スタッフの増員が不可避のはず。緩慢な対応のシェフ母親のホールサービスをオープン以来続けているコンセプトを見る限り、資金が外部へ流出するスタッフ(他人)の増強をするとは思えないのですが、その答えは7月には出てしまうことでしょう。
解体作業と内装工事は別業者なのでどこまで当たるかわかりませんが、作業をしている人に聞いたところ
7月には店がオープンすると聞いている
との発言。「アッカ」が全面的なリニューアルで皿出しをスピードアップして登場するのか、まったく別の店がオープンするのか、それともこのスケルトンのまま「テナント募集」の看板が掛けられるだけなのか。
7月までの経過に注目したいと思います。
さて「店評価ブログ」に、友里に名誉毀損裁判で勝訴した古川修氏が、
京料理と純米無濾過生原酒を合わせる別天地
と絶賛する名古屋の「京加茂」と、銀座の高額鮨屋も真っ青な請求をする広島の「吉鮨」をアップしています。
京料理の定義に確固たるものがないとはいえ、ここまで私や同行者(関西在住)と古川氏の印象が違う理由は何なのか。一応一番高いコースを頼んだだけに、我々の食べた料理、「京加茂」が自称している「京料理」でないはずがありません。
こここまで評価が異なる理由は、友里の京料理経験が足りずしかも味音痴だからなのか、それとも古川修氏の京料理定義と味判断力が独特だからなのか。
その判断は「店評価ブログ」を読んだ後、「京加茂」を訪問した読者の方々に最終判断していただきたいと考えます。