倒産しても店は営業しているはずと聞いて、昨日の昼に珍しくランチを食べに行ってしまった「銀座 キャンドル」。
しかし期待に反して店は開いておりませんでした。近くには債権者なんでしょうか、「世田谷(商事部門)とこの店の社長は同じなんですよね」、「現金決済で店だけは続けていくんですか」と携帯でどこかに問い合わせしている人がいました。
この不景気の中での倒産、銀座キャンドルに対して債権をお持ちのかたの心中はいかがなものか。勘違いして屏風を広げすぎた本人は自業自得でありますが、信じて取引してきた業者はたまったものではありません。
与信管理が甘かった、引っかかったのも取引を承諾した自己責任、と言ってしまえばそれまでですが、私は店経営者(飲食店に限りませんけど)に言いたい。
逆転可能かどうかを早く冷静に判断し、ずるずる事業継続を引き延ばすな
私も本業や、個人ではゴルフ場などで何回も引っかかったことがあります。倒産させた経営者たちは、すべて吐きだしたように主張しますが、債権者会議で見かける彼らの服装は以前と変わらず結構立派なことが多い。
その後首をくくった、なんて話も聞いたことがないですから、個人的にはうまく逃げ切っているというか、保全してから倒産しているんでしょう。
他人に迷惑をかける「多店舗展開」や「事業拡大」を思いとどまり、身の丈にあった経営を志すべきと考えます。
さて「店評価ブログ」に、一見客が潜り込むのは物理的に不可能なステーキ屋「かわむら」と、過食のオコチャマ・来栖けい氏のヘタ打ち(スケールの小さな資金募集)がなければ訪問する事がなかっただろうオデン居酒屋「元赤坂 ながずみ」をアップしています。
ぜひお立ち寄り下さい。