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友里掲示板などによるアンチの方からのご指摘や批判には慣れっこの私でありますが、時々がっかりすることがあります。
自称でありますが衝撃的なデビューから7年近く、私は自分の舌が素晴らしい、料理関係の知識や経験が豊富であると言った記憶はありません。ワインに関しては多少の自信がありますが、知識や経験はないよりあった方がいいですが(ほとんどないのはダメだと思います)、金科玉条のようなものではないと思っております。
そんな友里に対して、「友里の舌はそこまで正確なのか、味覚は人それぞれ違うし・・・」と絡んでこられる方が未だいらっしゃるのに驚いたのです。

私は山本益博氏や犬養裕美子氏、来栖けい氏などの批判をしていますが、その前に彼らの著書や記事にはしっかり目を通しています。
件のアンチの方にはせめて近著である「グルメの嘘」(新潮新書)に目を通してから書き込んでいただきたかった。(このブログでも何回も書いていますけど)
私は、自分は一般客目線だ、料理に対する嗜好は人それぞれ、よって自分と似た嗜好の人の感想を参考にすればよい、としつこく書いているのです。この部分だけ読んだだけでも、上述のような的外れな指摘は出来なかったはずです。

アンチの多さも人気のうち、と言われますからある意味では有り難いのですが、孤軍奮闘の貴乃花のように今のグルメ業界(この表現は好きではないのですけど)の「改革」を勝手に目論んでいる友里としましては、もっと論理的に根本的な問題点での議論をしていきたい。

なぜ店側スタンス(癒着を含めて)で店評価しなければならないのか、なぜ料理人との仲の良さを自慢したがるのか。
料理評論家ではなく料理人成功話の伝道者ではないか、ライターではなく店や料理人の広報担当ではないか。評論家やジャーナリストと名乗っていながら、なぜその対象者に有償でコンサルタントをするのか。
この友里7年の問題提起に、未だにまともに答えた料理評論家やジャーナリスト、ライターは存在しません。自分の担当記事で、名指しはせず当てこすりの批判をしていた人はいましたけど。

私はマスコミ関係者に、彼ら料理評論家やレストラン・ジャーナリスト、フード・ライターと座談会をさせてくれと頼み続けていますが一向に実現する気配がありません。
アンチの方がたも、自分で掲示板に書き込んで論破を狙うより、彼らヨイショ陣(料理評論家やライターたち)に友里糾弾を任せた方が友里抹消の早道ではないか。
アンチの方々には、今年こそヨイショ陣vs友里のディベートの場が作られるよう後押しをお願いしたいと思います。

さて「店評価ブログ」に白金のビストロ「ルカンケ」と恵比寿の和食「食彩 かどた」をアップしています。
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