「店評価ブログ」を更新しています

昨晩はサラリーマン時代の同期の連中と2年ぶりの会合。同期と言っても新入社員の研修期間わずか2ヶ月足らずの「同じ釜の飯仲間」なだけで配属先はバラバラ。そろそろ「役職定年」の文字がちらつく立場、つまり入社30年経ってもこんな集まりをしているのはおそらく我々だけでしょう。昨晩はその研修時期の指導員(既に定年退社)も参加して多いに盛り上がりました。
銀座のとある欧州料理店、地元に忠実な味とは思えませんでしたが、昔話が盛り上がりワインのピッチがあがりました。

その会合場所へ行く前にちょっと立ち寄ったのが中央通りにある大手書店「福家書店」。昨日発売の「ミシュラン 東京版」を買うのと「グルメの嘘」の売れ行き状況をチェックするのが目的でした。
やはり出版業界は懲りもせず大々的に「ミシュラン売り出し」に精を出しておりました。店先には専門の宣伝レディーが声を張り上げ、店内ではなんと「ビブちゃん」が着ぐるみのまま愛敬を振りまいておりました。ミシュランガイドでこんなことする国、世界広しと言えども「日本」だけでしょう。
ちょっと高かったけど仕事(副業)には欠かせないツールですので1冊購入、ミシュラン専用のビニール袋がちょっと気恥ずかしかったです。

1階部分の新書コーナーには「新潮新書」が置かれておらず、グルメコーナーにも拙著が見当たらない。売れているようには見えない「次郎」の新書や「小十」の単行本はありましたが、どうやらミシュラン批判の急先鋒である友里本は敬遠されているようです。
2階の目立たない場所に新書コーナーがあったのですが、新潮新書の場所に今月新刊の4冊のうち2冊が全く見当たらないのです。

?「日本辺境論」(内田樹 著)と「グルメの嘘」の2冊がない!

どうやら「売り切れ」のようでオーダーしても10日間くらいかかるとのことでした。
アマゾンを見てもこの2冊は「在庫切れ」で配達まで3週間以上かかるとか。これでは注文が入るわけがなく両書ともランキングが急降下しておりました。
今月末には二刷目が出来上がるそうですから、それまで購買意欲が持続しているか心配です。

さて「店評価ブログ」に、「野田岩 パリ店」と大阪のフレンチ「ラ・ベカス」をアップしています。
ピエモンテの濃厚郷土料理を食べ過ぎたせいか無性に「醤油系」の味が恋しくなってパリで訪問してしまった「野田岩」。行かなければわからなかったことですが、日本人には行く必要のない店であると感じました。東麻布の「本店」がはるかに美味しく感じる食後感と言えばおわかりいただけるでしょうか。

ぜひお立ち寄り下さい。

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