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関西在住の食べ仲間の方との最近の話題は「大阪で3つ星店がでるのか」であります。
京都なら未だしも怒られるのを承知で言わせていただくと、大阪で真の「3つ星店」はないのではないかと私は思っております。ミシュランが3つ星をつける店は出るでしょうけど。
フランス版も含めてミシュランガイドは、「3つ星店」の出し入れ(昇格、降格)で話題をとって販売数増加を狙っていますから、3つ星は必須のはず。1店でも必ず「3つ星」をつけてくるでしょう。
経験不足(訪問軒数ではありません)で味のわからないミシュラン調査員たちが特に弱いのが「和食」。他のジャンルより甘い点数になりがちですからおそらく3つ星は和食店がとるでしょう。過大評価の人気店、「本湖月」を3つ星にしてしまうのではないかと今から心配しております。
そして穴としてはフレンチの「Hajime」でしょうか。関西にもグランメゾンが出店してきたと前評判は良かったそうですが、未曾有の不景気で過食のオコチャマの全面的なバックアップも役立たず集客は順調ではないようです。「カンテサンス」と共通する「低温調理」のオンパレードは、ミーハー調査員にはウケは良いと思います。1つの皿で温度差をつける調理、かなり前の「エルブジ」訪問を思い出しました。この手法、未だ本家もやっているのでしょうか。
さて「店評価ブログ」に、嵐山吉兆出身の円山公園内「未在」と六本木の天麩羅「与太呂」をアップしております。
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