消えかかっていた亡霊が復活して日本の将来にまた暗雲が立ちこめてきたようです。TVはじめマスコミは、世襲推進の親バカ元首相を盛んに取り上げています。
「麻生首相を痛烈に批判」と煽っていますが、発表された発言内容は「笑っちゃう」だとか「俺は変人ではない」程度のレベル。こんな発言が「痛烈」ならば、見城社長や友里の「マスヒロ批判」は何と表現すればいいのでしょうか。
自己顕示欲強い小泉親バカ元首相のマジックにまたまたマスコミ、野党、そして純粋な国民が騙されてしまいそうです。
最高権力者である総理大臣に、本気で戦いをしかけることはいくら元首相といえどもあり得ないでしょう。本気で権力者を怒らしたら、特捜担ぎ出しての「国策捜査」になりかねません。元首相といえども既に過去の人。現在の検察に影響力があるわけではなく、叩けばいくらでも埃が出る政治屋です。晩年をすべて刑事裁判に費やす道を選ぶはずがありません。
「自民党をぶっ壊す」と上辺だけで実は馴れ合いだったのと同じく、いつものワンパターンパフォーマンス。
「お、自民党にも自浄作用があるのか」と純粋な国民の目を眩ませて自民党の延命をはかるだけではなく、最近盛り上がり始めた「小泉・竹中構造改革批判」と「親バカ世襲批判」を覆い隠す高等戦術と私は考えます。
無視して相手にしなければ衆院解散までのあと数ヶ月で埋没するのに、なぜ花道を飾って上げるのでしょうか、野党にマスコミ。
何とかの一つ覚えのブッシュ追従、大企業の役員の過大報酬促進政策による格差拡大、似非構造改革、親バカ世襲、とこの人にはマイナスな面の方が多いと思うのですが、これが一気に忘れ去られる可能性があります。
絶対に今の自民党が選挙前に割れるはずがありません。裏でシェイクハンドしているだけ。親バカ元首相が、次男の次期衆院選の公認権を握っている自問党幹部に本気で喧嘩をふっかけるはずがないではないですか。
次期衆院選で次男がどれほどの票を獲得するか。選挙区の民度が試されるというものです。
さて「店評価ブログ」に、祇園へ移転した「そっ琢 つか本」をアップしています。独立を果たし人気が出た若き料理人が次に目指すのが祇園、特に南側(下り)だそうです。銀座に出たがる鮨職人と同じようなものでしょうか。
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