上場大企業の下方修正が止まりません。この数ヶ月で、1度どころかトヨタが3回、ホンダに至っては4回になるとか。
つまりここ数ヶ月で景気(売り上げ)が下げ止まらないどころかより悪化しているということでしょう。今年になって更に売り上げが落ち込んでいると推測します。人員削減も更に増えそうですし、これは本当に大変な状況になってきました。
取引先の幹部とは、「ここが辛抱のしどころ」と話し合っています。他社が音をあげてもじっと堪え忍べば、やがて景気が回復した時は競合社が減っていて有利になるからです。山あれば谷あり。そしてその後はまた山であります。月並みな言い方ですが、「登り続ける太陽はなく、夜もやがて朝が来る」。
景気は循環です。人為的(政治的)に多少の抵抗はできるでしょうが、特効薬はありません。ですから幾度となく景気、不景気を繰り返すのです。
今までイケイケで前のめりになっていた企業ほど「未曾有の不景気」の影響は大きい。ホンダは4回目の下方修正でも税引き後の利益は今のところ800億円の黒字を確保。トヨタは3回目で営業利益が4000億円前後、税引き後利益も赤字になる見通しとのことです。
1社は黒字で片や世界一メーカーが赤字。トヨタが世界一を目指して「前のめり」になりすぎていた証左と考えます。
08年3月期に最高益の美酒に酔い、その年販売台数世界一を達成してわずか1年でトヨタの歴史上、記録的な赤字に陥ったのですから皮肉であります。
堅実で知られていた「三河商法」ですが、グローバルになるにつれて堅実さが忘れ去られていったのでしょうか。
「マスコミに仕返ししてやろうか」と豊富な広告予算を盾に言論統制のような傲った発言をした奥田相談役に未だ当時の「強気」が残っているでしょうか。彼の発言も十時氏に共通した「勘違い」発言であったと私は考えます。
さて「店評価ブログ」に、二岡選手と山本モナ氏の逢瀬で全国区になった五反田ラブホ近くの「庭つ鶏」と西麻布の1つ星鮨屋「西麻布 青木」をアップしています。
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