「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 1

もはやミシュラン憎しというよりも、「マスヒロ潰し」ではないかと思うほどの過激な批判を展開している「ゲーテ 4月号」。
山本益博氏の品性下劣さを示すためなのか、業界関係者には公然の秘密だった彼の問題点を実名挙げて暴露してきました。
見城社長は「おねだり益博」、宇田川悟氏は「小判ザメ」と揶揄したマスヒロさんの「タダ飯要求」問題です。
ミシュランの掲載を拒否したと堂々と発言した麻布十番の「かどわき」の主人が、またまた以下のような爆弾発言をしています。
マスヒロさんが店へ予約の電話をしてきて「私が食べるということは、いろいろなところで批評して紹介することですからタダにしてくれ」と言うので断ったと。
私もこの手の「マスヒロタダ飯要求」、別の店での話として聞いておりました。私が好きな鮨屋でも要求したとか、ある星一つの鮨屋では直接主人から「特別待遇をしなかったので以後まったく来なくなった」といった言質をとっております。
しかしこんな下品な要求、いずれはバレると思わなかったのでしょうか。すべての飲食店がマスヒロさんに尻尾を振っているわけではないのです。
マスヒロさんの影響力を恐れ、敵に回すより味方につけよう、タダ飯くらい安い宣伝料だと思う店が多かったのでしょうが、こう堂々と有名出版社の月刊誌で実名の名指しで「タダ飯要求」を暴露されてしまっては、今後の「タダ飯」要求は難しくなります。逆に「うちにも『タダ飯』を要求してきて断った」と暴露してくる店も多くなるのではないでしょうか。
今まで特定の店をマスヒロさんが繰り返し褒めまくる不自然さを友里は問題提起してきましたが、それらの店は今後、マスヒロさんを「特別待遇」していたと疑いの目で見られることになります。
銀座の安めの中華「A」、チキンバスケットで有名な「K」、女性蕎麦屋の「K」、
愛宕の台湾料理「P」、3つ星フレンチ「K」、それにマスヒロさん常連の天婦羅「M」、鰻屋「N」、蕎麦屋「T」、鮨屋の「J」などが思い浮かんでしまいます。
雑誌などでマスヒロさんに今後取り上げてもらう店は、迷惑と感じることになるでしょう。
「何だ、『タダ飯』食わせて褒めてもらっているだけではないか」と読者、同業者から思われる可能性があるからです。
宇田川氏はマスヒロさん主催の「すきやばし 次郎」を食べる会に「2万7000円のところを2万円でいいよと誘われた」と暴露しています。
これって「次郎」の取り分は2万円ということを暗に言っているようなものです。7000円分が後からキックバックされると思われても仕方がない言動です。
数年前、私もマスヒロさん主催の「キャンドル」での食べる会に参加しましたが、チキンバスケットなど出た料理を積算すると、個人で訪問したほうが安いのではないかと疑問を持ったことを思い出しました。
高島屋で開催される「すきやばし 次郎」イヴェントでも、何やら関与しているといった具体的な数値を挙げての話も漏れ聞いております。
これは信頼できる人から直接聞いた話です。その人がマスヒロさんと偶然会った時、ご本人に友里のマスヒロ批判のことについて聞いたそうです。
マスヒロさんは「こういう場合は、貝になって黙ってやり過ごすのが一番」と言っていたとのことですが、知名度ない友里と違って有名出版社である幻冬舎が率先してのマスヒロ批判です。いつものようにやり過ごすことができるのか。
マスヒロさんは雑誌などへの寄稿だけではなく、ハムメーカーの広報誌や電鉄会社の日光行き特急車内で販売する弁当企画などその活動は広範囲にわたっております。
「タダ飯」批判に対して、反論し世に潔白を主張しなければ、彼だけではなく起用しているそれらの企業のイメージダウンは避けられないでしょう。
幻冬舎も「ゲーテ」誌上で反論のページを用意したいと見城社長が言っていますから、山本益博氏にはぜひとも貝になってやり過ごさず、堂々と反論していただきたいと思います。
それにしても最近やっとマスコミに出始めた伊藤章良さん。宇田川さんから山本益博氏のことを「山本先生!」と崇拝していたと暴露されてしまいました。思わぬトバッチリで世間に恥を晒すことになってちょっとお気の毒ですが、これも業界実力者にすり寄るという上昇志向が強すぎての身から出た錆のようなものです。
フードライターの端くれなら、マスヒロさんの「タダ飯」要求などネガティヴな噂の1つくらい耳に入っていたと思うのですが、ご機嫌取ってマスヒロさんの影響力で更に成り上がりたかったのでしょうか。
伊藤氏の、発売前のミシュランガイド批判を見て少しは見直していたのですが、こんな太鼓持ちのような態度が知れ渡ると、彼のイメージダウンもかなりのものだと考えます。