今週はじめ新潮社の編集者から、見本が完成したとの連絡がありました。あいにく出張に出ておりまして、送ってもらった「ブツ」を手に取ったのは帰宅した昨夕でありました。
正直ほとんど「新書」や「文庫」を読んだことがなかった友里、主に「新書」が書き下ろしで「文庫」が再版であるというのを今回の仕事ではじめて知りました。
3時間ほどで読み切れる手軽な実用書という位置づけの通り、「グルメの嘘」はあっさり読み切れると思います。
飲食店業界を俯瞰的に述べることに徹したため、一切の具体名(店名や人物名)を出しておりませんが、ちょっと調べるなり検索すれば、どの店、誰のことを言っているのかわかるのではないでしょうか。そんな楽しみ方もある「グルメの嘘」、来週早々には「新書棚」に並ぶと思いますので、2?3時間かけて立ち読みするのではなく、お買い上げいただいて完読していただければ幸いです。
完全な自己宣伝でありますが、全部で6章ある目次をここに紹介させていただきます。
まえがき
第一章 痩せこけた日本のフード・ジャーナリズム
第二章 グルメ界の罪と罰
第三章 飲食店業界の常識・非常識
第四章 悪いのは店ばかりじゃない
第五章 日本に根付かない、ミシュラン・ガイド
第六章 ならば、良い飲食店の条件とは?
あとがき
「グルメの嘘」(新潮新書)
http://www.shinchosha.co.jp/book/610337/