昨日掲示板に喜び勇んで書き込みましたが、再度ブログで発表させていただきます。
「グルメの嘘」(新潮新書)の4刷目の増刷が決定しました。年内には配本されるとのことです。出版1ヶ月で4刷、友里本5冊の中では一番の親孝行になりました。1週間ごとに2刷、3刷と増刷できたのですが、ここ2週間音沙汰がなくちょっと心配でありました。でも、おかげさまで順調に売れているようです。未だお買い求めいただいていない方のほか、読んで面白いと感じられた方、どうかお買い上げ、宣伝とよろしくお願い申し上げます。
帯にありますが「読まずに食べるな!」であります。
本日発売の「めしとも」、いつもの連載「銀座“裏”ガイド」ではクリスマスシーズンと言うことでフレンチの「ロオジエ」を取り上げております。(64ページ)
11月に開催された10周年記念イヴェント、新旧シェフ・メナール&ボリーのコラボディナーに参加しての私の感想は、そろそろ3番目のシェフの選定に入った方がいいかなと。
巷では常連中心にかなり評判が悪くなったという話を聞きます。
「評判が悪すぎる。2つに落とせないから何とかしろ」とメナールさんがイエローカードを貰ったといった都市伝説まででてきました。
資生堂の決断が迫られているといっても大袈裟ではないと考えます。
そして料理人とオカザワと友里の鼎談のテーマは、もう完全に陳腐化してしまった感がある「ミシュランガイド」であります。(57ページから4ページ)
今やミシュランと縁遠いB級ライターに転身した(転身せざるを得なかった)オカザワの発言量が少ないのは仕方ないことか。それを補って余りある料理人の発言に注目です。
誌面の都合だけではなく、ここまで書いては拙いとの判断なのか、とっておきの香ばしいネタが掲載されておりませんが、そこらの俄ミシュラン批判とは一線を画する秀逸な出来だと思います。
ちょっと書いちゃいますと、東京版、2つ星の店はほとんど訪問していないというのが業界の常識になっているようです。
そしていつものことですが、過食のオコチャマウオッチング。
「今月のオススメ30食」ですが、2ページ割く記事の半分近くを自分の店「エキュレ」関連で埋めてしまっていいのでしょうか。自分の店を宣伝してもらい更に原稿料がもらえるという、新しいビジネスモデルを確立してしまいました。
(株)角川マーケティングは本当に著者やライターに優しい会社であります。
今天皇陛下の1ヶ月ルールでマスコミが騒いでおります。羽毛田長官が「政治利用」とか変なイチャモンを付けておりますが、1ヶ月以内だろうが1ヶ月前だろうが、問題は期間ではなく中身のはず。申し込みの時期で「政治利用か否か」が変わることはあり得ない。
「政治利用」はいつ申し込んでも「政治利用」なんですね。
外交には貸し借りも必要です。理想は重要性の如何を問わず大小も問わず、でしょうが、そんな青臭いことを言っていては世界からバカにされるだけでしょう。
高級官僚だったはずですが理屈になっていない発言、頭が悪いとしかいいようがありません。