柏の連続通り魔事件、容疑者が逮捕されましたが任意同行?(手錠をされていなかった)の時の映像で
・・・バンザ~イ
と変な雄叫びを上げておりました。精神状態の不安定さをわざとパフォーマンスしているのでしょうか。
この手の容疑者のお約束なのか、前日にはマスコミの前で
ペラペラと目撃談を披露
していたとか。昔同じアパートの女性殺しの容疑者も連日マスコミでしゃべり続けていましたっけ。
第一発見者と同じく、この手のマスコミ露出人は最初に疑われるということがわかっていないとは思えないのですが、放火犯が現場で見物する習性と同じく、
わかっていてもやめられない
のでありましょうか。
しかしTVで盛んに連呼している「マンション」ですが、警察官に誘導された容疑者が外階段で降りている様を見る限り
マンションではなく単なるアパートじゃないか
と友里は疑問に思ったのであります。
さて本題は読者からいただいた情報に関してあります。
まずはその日刊スパの記事をご覧ください。
要約させていただくと、経堂にある居酒屋?で3万円以上食べた客がカードで決済をしようとしたら10%以上の上乗せをされた。
頭にきたので食べログで厳しい評価をしたら、なんと3.00と低得点になってしまった。
ところがこのSPA記者は
店主の性格の悪さ(手数料転嫁)を棚に上げ、店の料理を絶賛
しているんですね。(レビューや店主の口上を先に信じているようなので、この記者の食後感はアテにならない)
ちなみにこの低評価をしたレビュアーの書き込みもご覧ください。
更に驚いたのはこのSPA記者
和食店にはつきものの醤油が卓上に置かれていないのも特徴
と曰っているのです。
この友里も和食店に行くことがありますが
普通、卓上に醤油差しなんて置いてないんじゃないか
わずかな経験の居酒屋では見かけましたけど。
造りなどで醤油が必要なことはありますが、普通
醤油を入れた小皿がその都度出てくる
のではないでしょうか。おそらくこのSPA記者
居酒屋のルールを和食店に摘要
していると友里は推測します。
そんな経験の持ち主が
あっさりした味付けのなかに、素材のうま味がぎゅっと凝縮。食べた後もさっぱりで、体に優しい味わいだ。
と言っても、説得力はないんですね。
本来の問題点は、居酒屋としての料理がどうのこうのではなく、
カード手数料の客への転嫁
このようなケースは、どこに出しても恥ずかしくない
カード会社との契約違反
なのであります。
それを棚に上げて、しゃあしゃあと自分の店の宣伝をする店主に、それを垂れ流すSPA記者は、
社会人として常識が欠如している
と友里は考えるのです。また
料理人のあるべき姿なのかも。
と〆ているSPA記者に友里は問いたい。
堂々と契約違反の手数料転嫁をしている料理人のどこが「料理人のあるべき姿」なのか
料理人の理想像が手数料転嫁を平然とするような性悪店主なのか。
こんな問題意識の欠片ももたない人がマスコミにいるのですから、日本国民は総アフォに導かれてしまうんです。
ところでここからが宣伝になるのですが、3/10発売の「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の第3章(飲食店のわがまま慣習を法に問う)でも
この手数料転嫁問題
を取り上げております。
そこでちょっと紹介しているのが、麻十の天麩羅屋。
カード会社との契約違反にならず実質的に手数料を転嫁できる狡猾なシステム
をとっておりまして、この手法を真似ていれば「の水」も友里に突っ込まれることはなかったでしょう。
詳しくは「堕落のグルメ」をご覧ください。