東京ミッドタウンはGW中も閑古鳥

GW連休終盤、金曜の夜にたまたま近所へ行く用事がありまして、久々に東京ミッドタウン内を練り歩きました。勿論、各店舗がどれほどの集客かを確認するためであります。友里の定説に

再開発ビルの飲食店に美味いものなし

があります。本当にCPよく美味しい料理を出す店が、観光客などお上りさんの訪問を狙う地代の高い再開発ビルへ出店するはずがありません。
ちょっと流行った店の経営者が、再開発ビルのデベロッパーからヨイショされてその気になって支店を出す。しかし思惑はずれて客がまったく入らない支店を前に泣きまくる、という状況は歴史が証明しております。

古くはアークヒルズに恵比寿ガーデン。撤退されて隙間だらけの空白スペースは見るも無惨な状況であります。
六本木ヒルズ、交詢ビルもしかり。もともとのコンセプトが間違っているのですから(再開発ビルで昼の定食屋以外入るはずがない)無理もありません。

そしてこの東京ミッドタウンも例外ではなかった。ダノイの支店が早々に撤退しましたが、無理して残っている店舗も悲惨の一言。
今回の訪問で一番驚いたのは、

フードコートがユニクロ

になっていたことです。オープン当初は別にして、あのフードコートに客が入るとは思っていませんでしたが、なんとユニクロに変わっているとは驚きでありました。

廉価店ゾーンも悲惨。18時半と一番客がくる時間帯だと思うのですが、安いスシ屋は客一人。小籠包の店も焼鳥屋もそれは悲惨でありました。友里が気に入っていたハンバーガーの店も客は疏ら。

高額店ゾーンであるガレリアも推して知るべし。
一番客が多かったピッツァの「ナプレ」も行列が無いどころかフリの訪問でもオッケー。インド料理もフレンチのJJも、そして豚肉の平田牧場、ステーキ屋、天麩羅屋、ひらまつグループもそれは厳しい状況でありました。
GW中の金曜でもこの状況ですから、普段の集客はもっと厳しいのではないでしょうか。
交詢ビルと同じで、レストランフロアを歩いている人は皆無に近い。こんなところへ出店しても意味がなかったと言うことを経営者はやっと気付いたことでしょう。

フードコートから変わったユニクロにも多くの客を確認出来なかった。最近は空港や地方の私鉄駅にも出店しているようですが、露出のしすぎが購買意欲を減少させるのは歴史が証明しております。

過ぎた多店舗展開は、レストランに限らずアパレルなど衣料業界でも無駄なことだと考えます。

追記
昨日の斎藤佑樹選手、1回で故障降板とは驚きました。
登録抹消のようですが、今月末には復帰、3勝目をすぐあげることは間違いないでしょう。