内容が更にスカスカになってしまった、マスヒロちょくマガ

TPP交渉ですが、予想通り世界の自分勝手アメリカに日本はしてやられそうな雰囲気になってきております。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130819/k10013881971000.html

秘密交渉なので何をやっているのか(何もやってないことが)わかりませんが、関税撤廃品目などに関するアメリカとの個別協議が、世界の自分勝手アメリカの都合で先送りとなるようです。特にヌケヌケと

アメリカ側の準備が整わないため

との釈明には憤慨。アメリカは散々日本に交渉参加のプレッシャーをかけ続けて今さら何寝ぼけたことを言っているのか。

NHKはこの先送りでTPP年内妥結のスケジュールが遅れるとの見解を示していますが、何甘いこといっているのか。
最大のターゲットである日本に交渉の時間をほとんど与えず

時間切れで年内妥結に強引に持っていく

のがアメリカの作戦。協議を遅らせてぎりぎりまで日本を引っ張って追い込めば

交渉離脱の選択肢を消滅

さられるというアメリカの意図がわからない振りをするマスコミに幻滅であります。
というか、実態は日本政府も了解済みの茶番ではないか。日本政府は自国民に対し

ここまで来たので離脱という選択はなくなった

とエクスキューズが出来るからです。
最初からのアメリカと日本の出来レースであると友里は考えます。

さて昨日、「友里ちょくマガ」と「マスヒロちょくマガ」がほぼ同時に配信されました。

http://chokumaga.com/magazine/?mid=116

http://chokumaga.com/magazine/?mid=105

おかげさまで昨日1日だけで、友里は10数の方の新規購読をいただいたとの情報もありまして大変有り難く思っております。
昨日の友里ブログで、同日配信だと

「マスヒロちょくマガ」が「友里ちょくマガ」に食われて埋没

と予想しましたが、お互いにウインウインになるため、本日は「マスヒロちょくマガ」の購読者として、友里が「マスヒロちょくマガ」を解説させていただきます。

まずは「ひと皿の歳時記」。このコーナーのキャッチには

日本と世界の料理の最新情報を紹介します。

とあるのですが、登場しているのは

神田のトンカツ(ヒレ)一皿のみ

うーーん、トンカツを決して蔑ろにするものではないですが

ヒレトンカツに世界の最新情報を託するのはチト荷が重すぎる

のではないか。今後もこの手の料理を登場させるつもりなら、この部分のキャッチは削除した方がよいと友里は考えます。

続きまして「いまこの人の料理が食べたい」では「龍吟」の山本征治氏が登場。
オープンして10年ほど、一時はスペイン料理に感化されすぎた傾向がありましたが(結構ブレまくり)、

2006年、07年当時の「龍吟」の料理には、現代の世界の潮流の最先端を往くスペイン料理の影響が垣間見られた。

と、ポジティヴに評価。鮎に対しては山本氏から聞いたからか

体長15センチほど、生きていること、炭火で焼き上げること

の3つの拘りを紹介しております。
友里も体長や炭火の拘りは重要だと思うのですが、果たして

東京で生きている

ということがそれほど重要なことなのか。換言すると

東京で「生き」を優先すると真の天然は断念せざるを得ない

のではないか。
日本でただ一人、料理評論家という肩書きを名乗っているのですから、この

東京での天然と生きの関係

について、検証していただきたかった。経験や知識がないそこらのヨイショライターではないんですから。

「料理をめぐる言葉の御馳走」では

新しい話を加えて、料理人の名語録をお届けします。

とキャッチにありますが、友里が知る限り、ロワゾーに対するマスヒロさんの新しい見解を見いだすことは出来なかった。

そして最後の「私のお気に入り」はなんと

自分が関与したアメリカ発行のガイド

について。しかし自分に関係あるものを

お気に入り

と紹介するセンスに友里は脱帽です。しかもこのガイド、確か小山薫堂さんも関与しているだけに、それレベルは知れているのではないでしょうか。

文字数は数えておりませんが、今回は更に

量より質(皮肉です)

に奔ってしまったのか「マスヒロちょくマガ」。
購読者からの質問がないのか、答えにくい質問ばかりでスルーしていたのか、1ヶ月以上経っても

自問自答

を繰り返していた「Q&A」コーナーが今回は消滅。
前回の友里ブログで

いつまで自問自答しているのか(要約)

と書いたのが気になったのでしょうか。
料理もメルマガもCP感が重要です。

量と質(面白さ)を向上させる

ことが購読者獲得増の一番の方策であると友里は考えます。

友里ちょくマガ、おかげさまで好評です。

http://chokumaga.com/magazine/?mid=116