まだまだ出てくるネット口コミやらせ問題

「食べログ」から端を発した「やらせ問題」ですが、その他の口コミサイトでも発覚してきたようです。ヤフー知恵袋、口コミ広場などなど・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000679-yom-soci

店宣伝のやらせ書き込みだけではなく、営業妨害の書き込みを訴える寿司屋主人が今朝のTVに出ておりました。なんでも「やらせ投稿業者」の売り込みを断ったら突然

誹謗中傷の書き込みがでてきた

というのです。点数はゼロ点、清潔でないとか生臭いとか書かれたら、寿司屋はたまったものではないでしょう。主人は鼻息荒く、ネガティヴな事を書くなら

匿名ではなく実名で書け

と言っておりました。
確かに売り込みを断られての意趣返し的なネガティヴ投稿はもってのほかと思いますが、匿名(ペンネーム)での悪口(辛口評価)がNGとされるなら

友里征耶は引退

しなければなりません。悪口書き込み業者も罪なことをしてくれたものです。
しかし私はこの寿司屋主人に言いたい。

店にとって悪口と感じても一般客には冷静な辛口評価のものもある

ということを。世は立場が違えば受け取り方は変わるもの。自分に都合の悪いことは皆

悪口

と考えたい気持ちはわからないではないですが、世の中、自分の寿司屋を中心に回っているのではないということをご理解いただきたいものです。
要は口コミをどう判断するか読み手の問題。いかにもヨイショ、店宣伝と判断するか、恣意的な悪口と判断するか、一般客の読解力も要求されることになるでしょう。読み手にそれを求めないなら

口コミサイトは閉鎖

すべきではないか。自店宣伝やライバル店蹴落としは、資本主義(競争の世界)にあってはなくなるものではありません。だいたい何十、何百ものレビューが皆

高評価

であったら、それこそ気持ち悪いというものです。
主人やスタッフと揉めた、予約の際の意思の疎通の悪さで予約が入っていなかった、などがキッカケで必要以上にネガティヴなレビューをしてしまうレビュアーは排除のしようがありません。
いや店と揉めなくても、店側が有名ブロガーと認識してスリスリで接しないと機嫌が悪くなり

評価を悪くする女性ブロガー

も多いと聞きます。何店かの店から聞いた話でありますが、はっきり書いてしまうと友里が知るそのような有名ブロガーは

ドラミちゃん

自分にすり寄ってもらいたいという気持ちもわからないではないですが、有名どころなんですからここは我慢していただき、試食会などタダ飯も断り、パートナー提供ではなく自腹で食べ続け、冷静に評価していただきたいと思います。

またやらせ投稿ではなく、悪口投稿を有料で削除するという業者までいるそうですから驚きです。一種の詐欺みたいなものではないか。
ターゲットを絞って、まず悪口をどんどん投稿する。そしてしばらく経ってそのような営業をすれば、引っかかってしまう店はあるのではないでしょうか。正に

マッチポンプ営業

であると考えます。先週発売の「フライデー」に書きましたが

食べログなど口コミサイトのビジネスモデルには無理がある

そろそろお引き取りいただく時期かもしれません。