「東京カレンダー」の掲載料金を入手してしまった

まずはお知らせであります。
友里ブログではここ連日、「ちょくマガ」に関して問題提起してきました。
購読者と著者を見捨てて敵前逃亡するマスヒロさんへの依怙贔屓や有効なテコ入れをまったくしない運営部とは友里のポリーシーがまったく合わない。
そこで脱退を考えて昨日2時間ばかり運営部のマネージャークラスと話し合ったのですが、以下の理由により継続することを決断しました。
その理由とは

1、昔から付き合いがある編集者の顔を潰せなかった
2、友里が撤退したら、ちょくマガは事実上崩壊する

「めしとも」や「東京ウオーカー」での掲載で色々とお世話になったこともありますが、飲食業界に対する考え方にウマがあう一種の食べ仲間。友里と同じく教師や上司のウケはよくないタイプでありますところも似ております。

その編集者がなぜか友里の説得にまわってしまいまして、この手の義理人情に弱いところがでて、撤退を押し切ることが出来ませんでした。彼が角川を辞めれば事態は急変するでしょうけど。

そしてもう1つの問題が現ちょくマガの不振の問題。
皆さまもちょくマガのHP(http://chokumaga.com/)の各メルマガをちょっと見れば

(友里ちょくマガ以外)このメルマガを購読するのはよほど奇特な人しかいない

と思うのではないでしょうか。
どこに出しても恥ずかしくない不振を招くメルマガのオンパレードであると考えます。

はっきり書きますと、現段階で友里が獲得している購読者数は612人。
さら~にはっきり書きますと、友里が撤退するとこの612人が抜けるのですが、そうなると

ちょくマガすべての購読者数が半減してしまう

のであります。
理工系の友里がより具体的に説明させていただくと、友里を入れた全購読者数、あくまで推測(運営部との交渉過程による)ですがおそらく1000ちょっと。
つまり友里が抜けると

500もいかなくなるのではないか

1本525円と高めに想定しても、総売上は月額26万円程度。
ここから著者に半額程度のキャッシュバックがありますから、ちょくマガの売り上げは

34年前の友里の初任給並み

なのであります。現在でも事実上打ち切りイメージがあるほど悲惨でありますからこれは大変なこと。
よってここはちょくマガのテコ入れと言うより、運営部のテコ入れ(著者陣も)をすることを決断したのであります。

そこで来週月曜配信のの友里ちょくマガでは、

ちょくマガに喝だ!

とのキャッチでの特別企画とさせていただきます。

まずは購読者が一番知りたいマスヒロさん降板劇の真の理由をタダ見に掲載。
ちょくマガ運営部は決して口を割りませんでしたが、友里の世界最高峰の交渉力と頭脳をもって、あくまで推測との形をとりますが

マスヒロ降板劇の舞台裏を完全解説

させていただきます。

しかしちょくマガ問題だけでは能がないので2番目のコーナーは「しがらみ皆無の店評価」。
そしてその後

ちょくマガの根本的な問題点
ちょくマガのテコ入れ策の提言

となりまして、最後は

友里と購読者がちょくマガ運営部に質問するというQ&A

会員制掲示板では、ちょくマガ運営部に対する意見や質問を募集していますので、ご協力いただければ幸いであります。
来週の友里ちょくマガ、友里にしか書けない運営部にとっては厳しい内容になることでありましょう。

ちょくマガ運営部が今までとかわらず無策を続けるなら、

友里もちょくマガもろとも沈没

泥船となっているちょくマガ、果たして沈没せず浮上することが出来るのか、それは運営部と著者、そしてそれを担ぐ編集者の頭次第でありましょう。

さて本日のブログは久々のスクープであります。
分家(https://twitter.com/tomosatoyuyabot)だけではなく、読者からも

ブログに毒(面白みか?)がなくなった

との指摘を受けましたので、本日は温めていたものを公開してしまいます。

みなさん、「東京カレンダー」という飲食店紹介雑誌をご存じでしょうか。
発行・発売がいつのまにかアクセスパブリッシングから東京カレンダー株式会社に変更しているようですが

一昔前はそこそこ注目されていた店紹介雑誌

でありました。
あれは5年以上前でしたか。閉店したオエノン経営の「シックス・センス」でのコルビシェフのお祝いパーティ(ケーシー・オカザワ経由で招待された)で隣に座っていたのが、小石原はるか(ヨイショライターの一人)とそのお連れの東京カレンダーの確か副編集長だった女性。

当時はかなり鼻息が荒いようでして

明日はどこそことどこそこ、明後日は・・・・

と店訪問スケジュールを盛んに小石原さんに話していましたっけ。
おそらく全部タダ飯、もとい、取材だったと思いますが、かなり威勢が良かった雑誌なのであります。

その東京カレンダーでありますが、依頼した広告代理店がアフォだったようで、

友里の知人の会社(飲食店とまったく関係なし)へ広告案内を送信してきてしまった

のであります。直ちにその内容が友里の元に送られてきたのは言うまでもありません。

以前の友里ブログでも、この東京カレンダー(以後は東カレと表記)への掲載広告費は高いと述べてきましたが、ついに実態が判明したのであります。
それではその具体的な数字を披露しましょう。

2013年11月20日発売予定のムック「“大人肉”X“ガッツり肉”(仮)」の広告募集の体をとっていまして、取材・撮影付きで

1/2P  30万円  →  25万円
1P    50万円  →  40万円
見開き2P 90万円  →  70万円

と2割引きセールでありました。

早速現在発売中の東カレ10月号を入手しましてチェックしますと、後半にはこの広告募集に釣られた店の特集コーナーがありました。
ページの欄外に小さく

<PR>

と記しているのがこの広告掲載だと思うのですが、なんと拙著「絶品レストラン」に載せた店まで出ているではありませんか。

西麻布 十々

が1ページで掲載。結構流行っていると思っていたのですが、

40万円払ってまで宣伝しなければならない状態だったのか

と驚いたのであります。
この宣伝費、客数にしますと

50人分以上

ではないか。1回転分以上をタダにしてしまう総額だと思うのですが、このPRコーナーに出ていた20店、

果たして費用対効果があったのかどうか

広告代理店に釣られそうになっているお店の経営者達は、これら広告を出した店にその成果を聞いてから掲載を判断するべきと友里は考えます。