第903回 メインが代わり映えしないのが残念、ビンゴ 2
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- 2006年2月24日(金)
若い人の合理的な発想で面白いのですが、
実際にはうまく機能していません。
客が多くなってきますと、
一人のフロアスタッフでは間に合わないのです。
一度に料理が完成してしまいますから、配膳が停滞してしまいます。
調理スタッフは節約できるでしょうが、
逆に料理は一気に完成しますから
フロアスタッフは瞬間的に多く必要なのです。
そしてそのことが配膳だけでない、
サービスの低下に影響していきます。
スタッフは皿出しだけに集中してしまいますから、
片手間になってしまうワインなど飲料のサービスも含めて
客のストレスはたまり続けることになるのです。
だからといって、ホールスタッフを増やすと経費負担が増え、
食材比率が下がりますから、
客は今後も我慢しなければならないでしょう。
いっそのこと、ワインの値付けを最小にして、
抜栓やグラスへの注ぎを
客にセルフでやらせるシステムはいかがでしょうか。
自分でやることを最初から納得するのですから、
ストレスは溜まりません。
ついでに、ワインの持込などにも対応するといったアイデアも
いかがでしょうか。
料理は各皿のポーションも大きく、
野菜もふんだんに使われています。
そしてメイン料理は「グリルミスト」。
牛や豚、鶏などの色々な部位や内臓のグリル盛合わせで、
しっかり塩を利かせて初めての客は満足するでしょう。
なかなか美味しいのですが、メインは毎回同じような内容
(つまりグリルミスト)なので、
肉の種類や部位が変わったとしても、
続けての再訪は飽きが来てしまうのが残念です。
ワインは値付けが安いが、
南の州が見当たらないなど選択肢はありません。
<結論>
この価格でこの味、この量、野菜ふんだん、
と初めての訪問では満足する店。
メインが変わらないのが残念ですが、
遅くの入店では単品注文に応じてくれます。