第573回 安いからか人気がある、陳麻婆豆腐 2

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  • 2005年3月5日(土)
そしてこの赤坂店は夜も結構繁盛しています。
陳麻婆豆腐だけではなく、
単品でその他の四川料理が食べられる上、
面倒な人用には4800円からのコース設定があります。
コース注文客でお酒を飲む客には、
1500円を払えば飲み放題にもアップグレードできるシステムは
「四川一貫」より若干高くはなりますが、
銀座の「趙楊」が勘違いして高額店になってしまった現在、
辛い麻婆豆腐に拘りたいならば、
ここは使い勝手の良い四川料理屋と言えるでしょう。

青唐辛子のソースをかけたピータンやクラゲなど前菜はまずまず。
この値段ででてくるフカヒレは、辣油が入った薄い肉厚の変なもの。
まともな姿煮を想像してはいけません。
あくまで価格に見合ったものと考えてください。
というか、この価格帯でフカヒレを出すことが土台無茶です。

キヌガサダケと芝海老炒め、玉子チャーハン、
しいたけと青梗菜炒めなども本格志向の味を期待せず、
街場の中華よりましか、
といった寛容な気持で望むことが必要ですが、
最後は昼間と同じ陳麻婆豆腐でシメとなります。

飲み放題の店に有りがちな、
オーダーしてもなかなか反応しないスタッフではありません。
ビール、紹興酒など直ぐに対応して持ってきますから、
お酒の質は別にして元は取れると考えます。
これで総計一人6300円ですから、
会社同僚などとの宴会使用ではまずまずと行ったところでしょうか。
陳麻婆豆腐に重点を置き、他の四川料理は適当に流すのであれば
なんとか満足する店といえるでしょう。

<結論>
陳麻婆豆腐だけならばお台場店に軍配が上がるが、
夜にお酒と共に満足したいならば赤坂店で充分です。
四川料理の入門店として誰でも理解しやすい店と言えるでしょう。
でも同じく食べやすくより安い「四川一貫」の方が
満足度は高いと思いますが
いかんせんキャパが小さくあまりに安普請。
どちらを選ぶかはその日のTPOでしょう。