第529回 料理評論家、フード・レストランジャーナリストへの質問状その4ギャラとタダ飯で来店するというのは本当か
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- 2005年1月20日(木)
ヒット数は順調に右肩上がりと増え続けております。
お忙しい中、読者の皆様に読んでいただいているということで、
大変有難いと思っております。
お便りもかなりいただいております。
私と同じく一般客の方、マスコミ関係の方、料理人の方、
飲食店のサービスに従事されている方、
料理店評価を以前やっていらっしゃった方など、
プロアマの両方の方々から、
それこそ色々な情報や裏話をいただいています。
皆さんほとんどの方が実名ですので、
そのお話は事実だと思うのですが、
その中で思わず「やはりそうか」と思ったものがありました。
メールだけのやり取りで私が確認していませんし、
ニュースソースの問題もありますので、
実名をあげて書くことができないのが残念ですが、
巷言われていた噂話が本当らしいというのが今日のお題です。
集客に苦しんだオーナーが、
有名な人を店に招待して便宜をはかってもらおうとする行為は、
誰でも想像しますがなかなか事実が出てきません。
しかし、実際、
招待してタダ飯に加えてギャラまで支払っていたという話、
しかも噂がありさもありなんと思う人の他、
世間ではそういうことをしていないだろうと思われる人までが
それを受け入れていたようで、私は驚きました。
ギャラといっても「お車代」の範囲なのか、
相当額なのかわかりません。
芸能などの業界では当たり前のことですし、
私も零細ながら実業の世界で生業を立てている身で
免疫はできていますが、
本人はそんなことはない、と宣言しているだけに
ちょっと問題と考えます。
貰っている、くれたら便宜をはかる、と潔く宣言すれば
何も問題にしないのですが、
そうしてしまうと誰も相手にせず
読まなくなると思っているのでしょう。
そのほか、料理店の立ち上げのプロジェクトにも
実際に加わっているという話もあります。
タケシがオスギでしたっけ、映画評論家を批判していましたね。
映画の宣伝を評論家はしていいのかと。
どこの業界の評論家も同じようなことをやっているようです。
客のことを考えず利益だけを追求する人は、
料理人や経営者だけではないと言うことでしょう。
そろそろ彼らは肩書きを変更する時期ではないでしょうか。