第470回 食材は申し分ないが揚げ方が・・・ 平田牧場 1

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  • 2004年11月9日(火)
今流行のブランドポークの中でも
人気がある「三元豚」とよりレアであるといわれている
「桃園豚」を生産している「平田牧場」が
この4月に日本橋駅隣接の「コレド日本橋」に
直営店をオープンしてきました。
勿論ウリはブランドポークを使った
各種豚料理と山形料理に山形のお酒。
六本木から移転した
天麩羅屋、中国料理屋、イタリアンなど
集客に苦労している4階フロアの店の中では、
今でも安定して客が入っている店です。

店内はカウンターと大きな相席テーブルが主体と、
大量の客を捌きやすくする詰め込みスタイル。
奥には2卓ほど隔離したスペースがあります。
恐らく、唯一予約が出来る
「豚シャブコース」の為のものなのでしょう、
鍋をかけられるようになっておりました。
しかしこの豚シャブコースは5千円前後の値付けです。
グループ全員が同じコースを頼まなければならず、
定番の豚カツはその中に含まれて居ません。
よって、初めての人には、多少の行列を覚悟しても、
豚カツをはじめ一品料理を頼んだ方が
満足し予算も安く上がると考えます。

夜に入店したならば
豚カツを食べる前に500円前後の一品料理を
おつまみとして頼むのがいいでしょう。
大衆居酒屋チェーンとあまり変わらない値付けに驚きです。
ブランドポークを使用したソーセージは思ったより細く、
量そして肝心の味の深さに物足りなさを感じましたが、
ジャーキーや豚の耳の揚げ物、
そして他の山形料理は
価格を考えると満足するものが結構あります。

<明日に続く>