第413回 他店へ2回行ったほうがよい、バードランド 1

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2004年9月13日(月)
最近でもこの店独特の予約方式は
変わっていないのではないでしょうか。
カウンターに座りたいならば、
当日の正午からでないと予約を受け付けません。
つまり、前々から連れ合いと予定していても、
当日の昼になるまで入店できるかわからないのです。

不便なシステムですが、
以前は17:30と19:30の完全入れ替え制といった
より傲慢なものでした。
現在は19:30までならば開店時刻から
客の好きな時刻に指定できるシステムに変更されています。
店側の強気の姿勢が
かえって一般客を煽ってしまっているようです。
高等な営業戦略と判断しました。
ネットでは、
都心に移転してきてから味が落ちたとの意見も多いようですが、
友里に言わせていただければ
それは理論的には当たり前なことと考えます。

オーダー面でも、店側に都合の良い縛りがあります。
予約客は、6000円か8000円のコースを必ず頼まなければなりません。
メニューには各串のアラカルトがあるのですが・・・。
よって最初から
客単価は1万円前後が計算できてしまうのです。

ただし、8000円コースには巷で評判の、
あのロブションも絶賛したと言う「レバーのパテ」、
そのほか評判の「鳥刺し」、「焼チーズ」、
「親子丼」、「プリン」などが網羅されています。
量が足りなければ単品を追加すればよい訳で、
初回から店のスペシャリテが経験できます。
「親子丼」や「プリン」は隠れメニューと聞いていたのですが、
立派な表の戦力になっていました。

<明日に続く>