第383回 ワインの諸々 その26和だけではなく、中華、韓国料理にも・・・

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  • 2004年8月1日(日)
最近は中華、特に四川料理のほか、
焼肉以外の韓国料理に目覚めまして、
この手の店を訪問する機会が増えてきました。
韓国家庭料理と称されていますが、普通の焼肉店には見られない
バラエティーに富んだ料理を知るにつけ、
より追求してみたい衝動にかられています。

いくつかの韓国料理店を訪問したのですが、
焼肉店以外でもワインというものを置いていることを知りました。
私はその国の料理には
なるべくその国のお酒を合わせたほうが良い、
和食にワインを合わせようとする試みは、
フランスでフレンチを日本酒で食べようとしていることと同じで、
そんなフランス人はいないだろう、というのが私の考えです。

しかし例外がありまして、
焼肉にはビールとワインが私のスタイルとなっております。
塩味、タレ味に関係なく、ニンニク味も含めて
肉にはワインがかろうじて合うのではないでしょうか。
「マッカリ」というのでしょうか、
濁り酒のようなものを試した時期もありましたが、
日本人用にアレンジしたこの日本の焼肉と合わせると、
あまり食欲が増進しませんでした。

しかし、先日韓国家庭料理というものをはじめて食した際、
「マッカリ」に再チャレンジしたのですが、
数々の料理への相性は抜群。
無理してワインを合わせることなく、
たらふく食べ、飲む事が出来ました。

私は韓国料理をまだまだよく知らないのですが、
本場の「マッカリ」と合いにくいと感じる日本の焼肉は、
韓国料理そのものではないのかもしれません。
海外で食べる鮨やその他の和食が、
日本国内とかなり乖離しているのと同じことなのかもしれません。