第293回 山本益博氏も雑誌をネタ本に使っている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2004年5月3日(月)
この2月で毎週発信していた「マスヒロ通信」を辞めてしまい、
カード会社の情報誌への寄稿もみられなくなり、
山本益博氏の見解や
お勧め店の情報を得る機会は制限されてしまいました。

現在私が主に頼っているものは、
週刊現代の最終ページとおとなの週末の「食べ歩き手帳」、
そして他の雑誌へのスポット寄稿です。
よくもまあ、
毎週素晴らしい料理を出すという店を思いつくものだと
感心しながらも、ついついメモをとってしまう私友里。
そして「食べ歩き手帳」という割には、
登場する店が偏っているというか、
レギュラーのようにしょっちゅう登場してくる店が多い不思議さ。

気になる店を見つけたら
間をおかずに再訪を続けるのが彼の取材スタイルのようですが、
それとは別に、気に入っている店を、定期的に訪問し、
それを定期的に何回も紹介するのが彼の営業方針のようです。
これほどお勧めとして毎回載せられたら
一度は行ってみたいと思ってしまうのが人情というもの。
秋田の「一行樹」のほか、「しみづ」、「七條」、
「シェル ドゥ リヨン」、「みかわ」、「次郎」、
「ラトリエ ロブション」、「京都和久傳」など
お気に入りというか、
スターティングメンバーのごとく登場してきます。

が、今回新しい傾向を発見しました。
彼も結構他の情報誌を読んでいるようなのです。
以前も「東京最高のレストラン」で挙げていた店のことや
その座談会形式に対してコメントもしていました。
最新版の「おとなの週末」では、
雑誌「ブルータス」の飲食店特集でみつけた
「レストラン サカキ」へ得意の波状攻撃訪問を繰り返したことが
載っています。
最近の得意技というのか、
料理人へのアドヴァイス、指摘も忘れていません。
「検討してみます」と
毎回真摯に若い料理人は受け応えしているようですが、
これを読者はどう感じとるか。
人のアドヴァイスに耳を傾ける真面目な料理人と感じるか、
影響力を持つ料理評論家に媚びへつらってる料理人と受け取るか。
有名な自称料理評論家だけでなく、
一般客の意見にも耳を傾ける
謙虚さと努力を忘れていないならばいいのですが・・・