第286回 アマゾンのレビュー数の多さに驚き

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  • 2004年4月26日(月)
久々にアマゾンで、拙著(シェフ、板長を斬る 悪口雑言集)
チェックしてみました。
一般の方からのレビューを読んで、
コラムなど執筆の際の参考にしてみたいとの狙いだったのですが、
そのレビュアーの方の数の多さに私は驚きました。

4/18早朝現在、
実に13ものレビューがついているではありませんか。
販売から1年が経とうとしていますが、
この数はこの手の本というより
全体から見ても際立ったものではないでしょうか。
犬養裕美子氏の「東京ハッピー・レストラン」は1つ、
数ある山本益博氏の本でも
レビューは多くて「次郎」関連の本が5つ。
後はゼロだったりせいぜい1件です。

何も多い方がいいというものではありません。
拙著のレビューの半数近くは、
そのお勧め度が最低ランクの1つ星。
全5段階ですから、無茶苦茶評価というか
お勧め度がないわけです。
それらに書かれている内容は、
勘違いの奇書、著者の人格が悪い、頭も悪い、私怨だけの本、
など本のタイトルも負けるがごとくの「悪口」に加えて、
なんとかジャーナリスト達が他の媒体で言っていたが
具体的指摘が未だにない「事実誤認」というのもありました。

人それぞれに価値観が異なるものもあるでしょう。
すべての人に受けいれられるとは思っていませんが、
これらレビューに対する賛否の集計を見ると、
興味深いものがありました。
5つ星や4つ星の高評価をしていただいたレビューでは、
参考になったと言う投票が
過半数というか7~8割り方あるのに対し、
厳しいご意見のレビューの賛同者は
ほとんどいらっしゃらないと言うことです。
自己弁護ととられるかも知れませんが、
1つ星評価のレビューアーの後ろには、
遡上に挙げた店関係者、
ジャーナリスト関係者の影が見えてしまうのです。

自分で言うのもなんですが、一般読者、一般客の方々が読まれて、
これほどまでに嫌悪を抱かれる本とは思えません。
独善的、目立ちたがりとは見えるかもしれませんが、
そう思われる方は無視するでしょうし。
わざわざ購入するなり読み込んで、
手間をかけてレビューを投稿して
ここまでのご意見を言われる方が、
店関係者やジャーナリスト関係者以外にいるのかどうか・・・

宣伝になりますが、4/26頃には同じタイトルのパート2として、
続編が書店に並ぶ予定です。
またまたタイトルをも凌ぐ、悪口のレビューが沢山つくのか、
今から楽しみでもあります。