第266回 「次郎」の暖簾分けはまことにバラエティー

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  • 2004年4月6日(火)
銀座の「すきやばし 次郎」は結構暖簾分けをしているそうです。
六本木ヒルズの次男の店は有名ですが、
高島屋にある店はあまり話題になっていませんね。
何度かそのブランド名に釣られて入店し、
カウンターでいただいたこともあるのですが、
この店の鮨は、
あの日本一と言われている小野二郎氏の流れを汲むとは
まったく思えない別物と感じました。
百貨店での買い物客を想定したからだ
と言われればそれまでですが、
ブラインドで食したら、特別食堂で出るレベルの鮨と
違いがわからないのではないかと思います。

その他、よくマスコミに登場するのが「次郎 横浜店」ですね。
場所柄のせいか、なかなか行く機会に恵まれないのが残念ですが、
もう一軒、都内で「次郎」の暖簾分けの店があるのを
出版社の編集者から教えてもらいました。

その名は、「すきやばし 次郎 豊洲店」。
HPまであるのですが、そのお品書きにビックリ。
ランチは1千円以下。
「お決まり」として特上握りが最高で3千円。
ちらしやトロの握りなどもあるようですが、
高くても7貫で3600円となっておりました。
次郎の技術が気楽に味わえるような
「キャッチ」が書いてありますが、
もし本当ならば大変なものです。

一応、両店に確認したのですが、
豊洲店は確かに暖簾分けの店とのことでした。
「お任せ」やツマミがあるのかどうか、
果たしてネタのレベルは本店などと替わらないものなのか
(そんなことはあり得ないと思いますが)、
ご存知の方がいらっしゃったらお教えください。