第921回 とんかつ単品で息切れしないか、豚組 1

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  • 2006年3月14日(火)
西麻布2丁目の路地、西麻布交差点から徒歩5分くらいの地に、
トンカツ専門店「西麻布 豚組」が昨年春にオープンしました。
以前は豆腐料理専門店だったと記憶していますが、
長く続かず、居抜きに近い形で引き継がれたのでしょう。
根津の美術館への抜け道途中にある2階建ての一軒屋です。
近辺には、まったくたいしたことのない和食を出す隠れ家的な店、
「たまさか」もある地区。
鮨の「たか」もこの近辺に移転しております。
ここ数年、南青山に人気をとられて
埋没してしまったと思えた西麻布ですが、
鮨屋の出店ラッシュを含めて盛り返してきたのかもしれません。
最近は、アイスバーなるものも4丁目で出来ています。

この店は、西麻布の元「ひらまつ亭」のあった場所で、
居酒屋「せいざん」などを経営している会社の3件目の店です。
2軒目は交差点近くのワンコイン専門(500円)立ち飲み屋。
今でこそ立ち飲み屋がブームですが、
この店はそのブームを見越したはしりの出店であったようです。

知人のライターから、イベリコ豚のトンカツを出すとの話を聞き、
その面白い店名に、私はすぐさま訪問を決めました。
1階はテーブルが8席ほど、2階は喫煙可のようです。
1階を禁煙にして分煙しているようですが、
当初は両フロアとも喫煙可でありました。
もともと居酒屋を経営していた会社ですから、
完全喫煙といった発想が浮かぶ環境ではなかったのかもしれません。
以前、居酒屋「せいざん」にも行ってみたのですが、
やはり紫煙で私にはつらいものでした。
油やパン粉、勿論豚肉に拘り、キャベツなど
野菜にも気をつけていると謳っているHPではありますが、
もっと体に重要なことは禁煙だと思うのですが、
狙っている客層が当初は違ったようです。

<明日につづく>