第793回 ワインの諸々 77チップではなくサービス料が含入済みには疑問

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 2005年10月23日(日)
シリーズである「ワイン」とはちょっと離れた内容ですが
お許し下さい。
若い頃というか、海外旅行や出張に初心者だった頃
(今でも慣れていませんけど)、
飲食店やホテルでのサービスの代価として支払う
「チップ」というものに苦労しました。
出来れば支出は最小限にしたい、
しかし、日本以外では
サービスに対して支払額で感謝の意を示さなければならず、
それだけで生計を立てている人も入ると教わったからです。
最初の頃は多めに、
ちょっと慣れてくると少なめになっていったと記憶していますが、
日本人は多く払いすぎると言われているようですが、
実際はどうなんでしょうか。
私がちらっと覗き見た範囲では、
欧米人の方が太っ腹に
かなりの額を張り込んでいたと記憶しています。

さてそのサービスに対するチップ。
カードを持っていない昔は、まず要求額を現金で支払ってから、
チップに値するものを、机上に置いていたと記憶しています。
たしかカードが普及してきても、
チップは現金で置いていた時期もあったと思うのですが、
次にでたのがホテルでのルームチャージのように、
自分でチップの額を書き込むシステム。
机上に現金を置く場合は逃げ切りと言うか
その場を立ってから彼らはチップの額に気がつきますが、
このシステムではメートルに支払額がすぐわかってしまうから
プレッシャーになりました。

でも、最近はいつのまにか日本と同じシステムで、
一律に10%とか加算されて請求するところが多くなってきました。
いちいち額に頭を悩ます事はなくなりましたが、
よいサービス、わるいサービスに関係なく請求されるのは
ちょっと疑問であります。
合理的といえばそれまでですが、なにか押し付けられるようで、
友里は面白くありません。
あくまで受けたサービスに対する代価として、
決定権は客側に残す、
つまり集計の際、サービス料のパーセンテージは客側に委ねる、
というシステムはどうでしょうか。
昔、全支払額を
客に決めさせるといった店があると聞いた事がありますが、
そんな無茶ではなく、
サービス料の割合くらい
客に決めさせても良いではないかと考えます。