第730回 残暑お見舞い申し上げます
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- 2005年8月15日(月)
残暑お見舞いをさせていただきます。
本格的なコラムの再開は、来週の月曜からになると思います。
今しばらくお待ちください。
ただ、あまり間隔があいてしまいますと、
皆様から忘れ去られる危険性があるのは、
マイナーな友里では仕方のないことと考えます。
そこで、本日は場つなぎというと誤解があるかもしれませんが、
皆様のお暇つぶしにとちょっと書いてみました。
皆さんはマスヒロさんと友里が
今までニアミスしたことがあると思いますか。
マスヒロさんの主催する会に出席したことがあると思いますか。
具体的に挙げると特定されてしまいますので
はっきりは書けませんが、
実は結構昔から何回か参加したことがあるのです。
コラムなどでは身近なブレーンからの話としていますが、
実際は友里本人の体験なのか、
本当に聞いただけのことなのかははっきり書けません。
先方から見ると、友里と名乗らないで接近することへの
アンフェア感を抱かれるかもしれません。
マスヒロさん本人には
名乗ったり顔バレしても構わないと思うのですが、
それがきっかけでどんどん広がって
覆面でなくなってしまうのを避けるための手段ですので
ご理解いただきたいと思います。
それに、友里が居るか居ないかで、
言動を変えるのはおかしいことです。
私の場合は匿名でメールをいただく事がママあるのですが、
中には批判だけではなく、
脅しに近い忠告をメールでうけることがあります。
例えば、私のプロファイルや家族構成を明記したものが、
色々な店にファックスされているぞと、
既にバレているぞ、
言動に気をつけろとちょっと脅しにも感じるメールを、
イタリアンのシェフだという匿名の方から
いただいたこともありました。
屈せずに一応ありきたりのお返事を出したのですが、
アドレス不詳と跳ね返ってきてしまいました。
どうやら、私へメールを打ってから
すぐ携帯アドレスを変更してしまったようです。
ある程度の規模で、コラムなどを公開している者にとって、
匿名などによる接近や警告のリスクは
致し方ないと考えるしかありません。
話は戻りますが、
そのマスヒロさんの会への出席で気づいたことがあります。
どちらかというと参加者は女性が多く、
ほとんどの方が追っかけというか、信奉者であるということ。
そして、店や料理に対してご自分の判断基準、
つまりポリシーを確立しておらず、
実はあまり最新の情報をご存知ではなく、
外食回数もそう多くはないらしい方がほとんどではないかと。
マスヒロさんが話すことすべてにうなずかれ、
もっともだ、と聞かれる姿をみて、
私はマスヒロさんへの問題提起をいくらしても
ほとんどの方にはご理解いただけないと痛感しました。
「次郎」で小野二郎さんに握ってもらう為に
そこまでへりくだる必要があるのか、
一介の職人にそこまでしなければならないのか、
といった最近のマスヒロさんのネタ話にも、
納得するだけでなく今にも実行しそうな雰囲気です。
1ヶ月前に予約を自ら握って欲しいと恋々と手紙で書け、
もしくは1ヶ月前に電話予約し、
1週間前に偶然近くへきたからと偽って
(実際はそれだけの目的で)訪問し、
来週はぜひお願いしますと頭を下げろ、
なんて「そこまでやるか」と私には考えられません。
でも、会場は熱気に包まれ、
極端に言うと冷めた目で聞いている参加者は私だけ。
一種の宗教、マスヒロ教みたいなもので、
彼女らが日本の飲食人口のメジャーであるとするならば、
グルメ業界で友里の主張などまったくお話にならない、
聞く耳持たないな、と悟った次第です。
やはり、世間にはひびきのよい、
有名料理人へのヨイショと自慢話が簡単に受け入れられ、
そして重宝がられるということでしょうか。