第711回 銀座で埋没しないか、さわ田 1
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- 2005年7月21日(木)
以前から銀座で勝負したいという野望を持っていたようですが、
中野でブレイクしてから2年ほどしか経っていないのに
早くも一等地への移転にはびっくりしました。
夜だけで一人2万5千円として、2回転して延べ10人で1日25万円。
一月25日営業で月商625万円、年商にすると7500万円になります。
主人一人であの立地、あの佇まいですから
固定費もかからなかったでしょう。
よって財なって
後は銀座で評価されて名を残すことを彼は考えたと推測します。
成功者のお約束でしょうか。
最近は関係が切れていたと思っていた、
マスヒロさん提唱の新潟でのボランティアに駆けつけていたのには
びっくりしました。
銀座コアビル裏の「あづま通り」に面した小さな新しいビルの3階。
2階のエステの他は飲食店ばかりのビルのようで、
地下には旭川の鮨屋がありました。
その店に遠慮したのか、ビルの表札には「さわ田」の店名はなく、
トンボの絵が描かれているだけで初めての客にはわかりにくい。
開店当初は、中野の常連もたどり着けず、
電話で誘導していたようです。
18時と22時の総入れ替制営業は変わりません。
開始時刻までドアに鍵をかけているのも同じです。
(二度目のときは鍵がかかっていなかった)
内装は銀座仕様でしょうか、かなり豪華になりました。
L字のカウンターは前店とは違って余裕の7席。
カウンター幅もかなりあり、
かえって主人はサービスしにくそうでした。
つけ場も広くなっており、
勿論トイレは店内に設置されておりました。
かなり占有面積が増えたようで、
固定費の上昇=価格上昇を入店後直ぐ客は感じとってしまいます。
自慢の氷の冷蔵庫は観音開きタイプと倍の大きさに。
焼き場も大きくなっていましたし、
日本酒のお猪口も肩が凝るくらい重い純銀製。
銀座で充分見栄を張れる内装に、
かなりの投資額が、そして主人の意気込みが読み取れます。
<明日につづく>