第363回 イタリアンになぜかフランスワイン、グットドール クラッティーニ 1
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- 2004年7月12日(月)
名前が売れている割にはCPの良さをあまり感じません。
ホールの狭さの問題もありましたが、
狭い急な階段も食後感の足を引っ張っているようです。
横浜君嶋屋はどうやら急な階段のビルに店を出すのが好きなようで、
数年前にオープンしたこの分店は、
昨年イタリアンを前面に打ち出して営業方針を転換してきました。
エレベーターのない小さなビルの3階。
1階が流行っているようには見えない隠れ家風の中華料理店。
オープン前は、隣の自販機の前で座りこんで
タバコを吸っている厨房スタッフをよく見かけます。
どちらの店のスタッフなのかはわかりませんが、
印象が良いはずはありません。
すぐさま改善していただきたい光景です。
なんで食事をするのに苦労しなければならないのかと思いながら
狭い階段を登って3階へたどり着くと、
明るい照明が意外にも漏れてきました。
今までに運動不足のオジサンたちが
何人入店を諦めたことでしょうか。
怪しい雰囲気のビルなので損をしている感がありますが、
ホールは明るくイメージはわるくありません。
ただドアの前にビールケースらしきものなどを
無造作に置いているのはいただけません。
玄関は店の顔のはずです。
カウンター6席、2人掛け4卓、4人掛け4卓と
かなり詰め込んでいる点と、
テーブル、椅子に重厚感がないのは
ワインバーの延長線だからでしょうか。
料理は5千円でお任せコースと称するものがあるようですが、
日替わりなのか日付の入っている手書きのメニューからの
豊富なアラカルトに魅力を感じます。
前菜は1300円前後、プリモも一部の食材を除いて同額の範囲。
いずれも10種類以上用意されています。
<明日へ続く>