第299回 ワインの諸々 その20ワインバーは盛況なの?
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- 2004年5月9日(日)
知人との食事の後、帰宅時刻にはまだ早かったので
案内してもらったのです。
ここのところ、友里として取材というかネタ探しのために
有名、高評価の「料理店」へ行くことは増えましたが、
反対に料理を主体としない「ワインバー」へ行く機会は
めっきりなくなりました。
もともとワインブームで、
この手のワインバーが数多く出店してきた時期からも、
そのコンセプトが自分に合わないようで
あまり行ってはおりません。
当時のワインバーは大きく分けて2つだったでしょうか。
ちょっと怪しい雰囲気、客の好き嫌いが激しい個性的なオーナー、
不明朗会計、レアワインは豊富、といった一見客は入りにくい店。
もう一つはまったく逆でして、リーズナブルな会計なのですが、
たいしたワインは置いていない店。
どちらも料理に期待できない点は共通です。
ワインバーなるものの情報を入手していなかったので、
この手の店はほとんど埋没、もしくは消滅してしまっていると
勝手に推測していたのですが、結構流行っていると知ったのです。
銀座の松坂屋の1本か2本入った中央通りに平行している通り。
知人であるライターは、「ワインバー通り」と称しています。
確かにビルの随所にワンバーらしき看板がでており、
飛び込みでドアを開けても満席でなかなか入店できません。
3軒目かでやっとカウンターが2人分空いていて座れました。
どの店も盛況なことに驚いた次第です。
その店はカレーを出すワインバーとして有名とのこと。
一昔前は、ワインに唯一合わない料理は「カレー」と
習った記憶があるので、時代の変化に驚いた夜でもありました。