第271回 ワインの諸々 その17抜栓技術が下手になってきた・・・

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  • 2004年4月11日(日)
最近自分が関係するワイン会や自宅での事なのですが、
自分の抜栓技術がかなり劣ってきたと感じる事があります。
やや古めのワインを抜栓する際、
かなりの確率でコルクを切ってしまうのです。
切っても落とさなければいいや、と
集中力を欠いて安易に引き抜いてしまっていることもありますが、
やはり最近数をこなしていないのが
原因ではないかと思っております。
しかも始末が悪いのは、
切った中でもそのいくつかは
コルクの破片を中に落としてしまう事もあります。

古酒の抜栓の機会が少なくなり
微妙な力加減の塩梅が鈍ってきたことと、
慎重さというか根気がなくなってきているようです。
「イル ムリーノ」など最近の店では、
デカンタージュでボトルまっさかさま、といった
間違ったやり方を目にし、
ソムリエの技量のなさを嘆いていましたが、
自分も下手になってきている事に気がついた次第です。

以前、トレンドだったか物紹介の雑誌で見かけたのですが、
最新技術を施した
新しい形状のスクリューを使ったソムリエナイフというものが
紹介されていました。
プロではなく一般ワインマニアが一番使用率の高い
「ラギオール」を私は使っているのですが、
長いコルクには対応できない場合もあります。
この最新技術だかなんだかのソムリエナイフを
ご存知の方がいらっしゃったらお教えいただけないでしょうか。
確か価格は、3万だか4万と
かなり高価だったと記憶しております。