第797回 伊勢丹イタリアンフェア 1三越フェアとは格が違うか

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  • 2005年10月27日(木)
10月5日から1週間近く、
新宿の伊勢丹本店で「イタリアンフェア」が開催されていました。
例年
春の三越が主催するイタリアンフェアへはでかけているのですが、
今年初めて私は伊勢丹のフェアへ出かけました。
しかも連休を入れて3日間も。

スペースはそんなに大きく取ってはいないでしょうが、
三越と比べると私は伊勢丹に軍配を上げます。
ワインの店も見やすく通りの両脇に並べられ、
かなり安いものが多く用意されています。
私が怒ったのは、
三越のフェアで1万円超で購入したレアワインと薦められたものが、
伊勢丹では7千円くらいで売っていたことです。
三越に入っていた業者にやられてしまいました。
オリーブオイルやドライトマトなど惣菜、
生ハムやパスタの業者も小さなインポーターでしょうが
数が多く選択肢もあると判断。
なにしろ食材の秋でして、
かなり大きなフレッシュのポルチーニ茸が売られていたのには
注目しました。
100グラム千円と高い食材でありますが、並んでいる人は多く、
私も良さそうなものを買って帰宅して
早速パスタと共にいただきました。
店で食べる調理には敵いませんが、それでもこの量には満足でした。

どうせフェアを開催するなら、
旬な売り物が並べられる秋ではないでしょうか。
もう少し秋が深まれば、ジビエや白トリュフも並べられたはずで、
関心のある客がどちらを選ぶか喜ぶか、
春先にする三越との戦略の違いが明らかです。

また臨時に誘致する飲食店の違いも明らかでした。
三越は、常連の「オチアイ」、「ヒロ」など
B級とはいいませんが、A級ではないAB級レベル。
しかし今年の伊勢丹では、
元3つ星の「マルケージ」がレストランを、
現在イタリアで最もおいしいと言われている
(私は行ったことないですが)
現3つ星の「レ カランドレ」が
クッキーなどスイーツや乾麺を出していました。
落合さんや山田さんには悪いですが、
本場のこれらのビッグネームとは比較にならないでしょう。
明日はその「マルケージ」で3日にわたって食べまくった感想です。