第305回 六本木ヒルズにスターシェフが集結?

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  • 2004年5月15日(土)
304回と同じネタ元なのですが、
六本木ヒルズにある海外の有名店に、
スターシェフが集結するそうです。

まずは「厲家菜」。
ご存知中国宴会料理コンテストの女性チャンプが来日します。
シェフ不在ではなくなりますから、
期待できるはずなのですがいかがでしょうか。
昨年オープン後、
北京の本店が「SARS問題」で暫く閉店を余儀なくされて
仕方なく来日していた時期、
運良く私は訪問することができました。
本人も最後に挨拶にでてきていただいたので、
間違いなく厨房にはいたと思いますが、
我々の感想は高いだけの「チマチマ料理」。
たとえ今回来日しても、期待は出来ないと考えますが、
雑誌の写真をみると、
一皿がかなり増量されているようにみえます。
掲載データを見ると、ディナー18900円からと
最低価格が2万5千円(当時は消費税不含)より
安くなっています。

最低予約人数が6人から4人へと垣根が低くなった。
最低コース価格も安くなっている。ランチも始めてしまった。
増量もしているように見える。
人気がでて
予約がとりにくくなった強気の店とはまったく逆の営業転換。
みなさん、なにを言いたいかかおわかりですね。

サドレル氏。
「サドレル」は、価格は高いが
ヒルズの中では料理は悪くないと思いますが、
普段から彼のレシピに忠実なはず。
来日したからといって、
味が落ちるわけでもそんなに上がる訳でもないと考えます。

ウルフギャング氏。
同じくレシピ命の店と判断。
客寄せにはなるでしょうが、これほどの大箱店。
スターシェフ一人来ても変わるはずはないでしょう。

トッド氏。
私は訪問していないので、
コメントを差し控えさせていただきます。