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	<title>店評価BLOG &#187; 鰻</title>
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	<description>友里征耶　評価限定の辛口BLOG</description>
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		<title>現在の集客状況がこの店の実力だ、野田岩　銀座</title>
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		<pubDate>Fri, 24 Dec 2010 21:12:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[飲食業界の七不思議というのでしょうか、私には理解できない現象の１つが、東麻布の鰻屋「野田岩」の盛況さであります。 最近は「五代目」と枕詞をつけてきた自意識過剰の主人・金本兼次郎氏。 「天然鰻に拘っている」という文言だけで [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>飲食業界の七不思議というのでしょうか、私には理解できない現象の１つが、東麻布の鰻屋「野田岩」の盛況さであります。<br />
最近は「五代目」と枕詞をつけてきた自意識過剰の主人・金本兼次郎氏。<br />
「天然鰻に拘っている」という文言だけでは物足りないのか、未だに「冬の時期は養殖鰻を出している」とか、箸袋には「肝などには釣り針が入っているかもしれませんので注意して下さい」との客釣りキャッチ、如何にも冬以外は天然鰻を出しているかと一般客に勘違いさせる商法をとっております。</p>
<p>しかし店内で多くの人が食している鰻重や蒲焼きは立派な「養殖鰻」。天然鰻の仕入れは僅かなので、オーダーしても女性スタッフは厨房へ確認しなければなりません。<br />
それでもこの養殖鰻が美味しければ私も文句を言わないのですが、自称「２時間蒸し」の野田岩鰻、蒸し過ぎで食感がないだけではなく、肝心の旨みも抜け落ちております。<br />
元から旨みのない養殖鰻を使っているのかもしれませんが、こんなフニャフニャで深みのない鰻の何処が良いのか。<br />
店宣伝事業に特化した自称料理評論家・山本益博氏をうまく利用した宣伝手法も功を奏したのか、洗脳された味に無頓着な一般客で連日の商売繁盛。養子をとった五代目の娘さん、「ひらまつグループ」のマダムとタメ張るシャネラーだとも漏れ聞いております。</p>
<p>そんな過大評価鰻店が何を血迷ったか「次郎」と同じ銀座ビル地下に支店を出したのが今年半ばでありました。私が取引先を連れて訪問したのは今秋はじめの昼。銀座では客が居ないだろうと予想しての飛び込みでしたが、推測通り並ばずにすぐ入店できました。と言うより他に客は１組だけ。</p>
<p>本店と同じくメニューに明記されている肝焼きは何故か存在せず、天然の白焼き（３１００円）、天然の蒲焼き（６０００円）も本店と同じく淡泊で旨みを全く感じません。本来天然鰻は当たり外れが激しい食材で、そうは旨いものに出くわすものではありません。特に野田岩が仕入れる小さめの鰻に旨みを期待するのは厳しい。</p>
<p>本店と同じく蒸し過ぎで食感もなく旨みのない鰻を出す銀座店。野田岩の天然神話をそれでも信じたい人、牛肉含め柔らかいのが美味しいと勘違いしている人、そしてマスヒロさんの信奉者限定の鰻屋であります。</p>
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		<title>鰻とタバコの煙攻撃に耐えられない、かぶと</title>
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		<pubDate>Fri, 22 Oct 2010 20:55:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[知る人ぞ知る天然鰻の名店と聞いて知人と訪問したのが８月半ば頃。「食べログ」でも人気ナンバー１鰻屋で期待していたのですが、人気店に美味いものなしの定説を裏付ける結果となりました。 小さなテーブル席もありますが、１２席ほどの [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>知る人ぞ知る天然鰻の名店と聞いて知人と訪問したのが８月半ば頃。「食べログ」でも人気ナンバー１鰻屋で期待していたのですが、人気店に美味いものなしの定説を裏付ける結果となりました。</p>
<p>小さなテーブル席もありますが、１２席ほどのカウンターが主体。席間の狭さは半端ではなく、隣客と肩が触れるどころか体を斜めにして座らなければならないほど窮屈です。<br />
そして何より苦痛なのが受動喫煙であります。池袋という場所柄もあるのか客の喫煙率が非常に高い。運も悪く鰻の焼き台の真ん前の席だったので、タバコと鰻の両面煙攻撃で正に燻製状態となってしまいました。<br />
これが原因とは思いたくないが、翌週には全快に１ヶ月かかった重症の咽頭炎になってしまいましたから友里には忘れられない店となったのです。</p>
<p>１８時前だというのに店内は満席。目の前のボードには、それでも１９時、１９時半と予約客の名が書かれていましたから、何回転しているのかわからないくらいの繁盛店であります。</p>
<p>まずは名物の鰻の焼き物を注文。蒸さない頭は骨が当たって食べにくい。鰻のヒレ、食道もついた肝、レバーと次々と変わった焼き物を食しましたが、珍しさだけが印象に残っただけ。一口蒲焼きなるものを口にして、この店のメイン、鰻の蒲焼きに疑問を持ったのです。<br />
隣客に勧められた「肝わさ」は肝のデカさにビックリ。山葵が粉だったのはご愛敬でしょうか。</p>
<p>そして天然鰻の白焼きと蒲焼きの登場です。友里がこの店に興味をもった理由は天然鰻だけではありません。蒸さない直焼ということで、東京の「蒸し鰻」でない食感と旨みを期待していたのですが、結果は誠に残念。<br />
白焼き、蒲焼きと目の前で捌いて確かに蒸さずに炭火で焼いているのですが、食感は限りなく江戸風。つまり蒸して焼いたように柔らかすぎるのです。メソに近いのか、鰻自体が太くはなく肉厚が薄いので蒸し焼きのようになってしまうのが原因でしょうか。食感だけではなく天然鰻の風味もまったく感じませんでした。</p>
<p>主人は「俺は鰻が嫌いだ」と公言する面白いオヤジ。珍しい濁り酒などを飲んだとはいっても支払いが２名で何と３万円台半ばに私は驚きました。<br />
主人のパフォーマンスを考慮に入れても、この食後感と環境では友里の再訪はあり得ません。</p>
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		<title>こんな鰻を海外で披露するな、野田岩　パリ店</title>
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		<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 22:36:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[海外でわざわざ和食店を訪問することは滅多にないのですが、今秋のパリ訪問で図らずも和食店２軒に行ってしまいました。 イタリアはピエモンテ州でバターやクリームたっぷりの料理を昼晩食べ続けて胃が弱ったのでしょうか、パリへ到着し [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>海外でわざわざ和食店を訪問することは滅多にないのですが、今秋のパリ訪問で図らずも和食店２軒に行ってしまいました。<br />
イタリアはピエモンテ州でバターやクリームたっぷりの料理を昼晩食べ続けて胃が弱ったのでしょうか、パリへ到着して無性に和風味、特に「鰻」が食べたくなったのです。そこで真っ先に思いついたのが「天然偽装」と私が昔からやり玉に挙げている「五代目　野田岩」。パリに直営店があることを思い出し昼に行ってしまいました。</p>
<p>サントノーレ通りとオペラ座通りが交差する近くにあるビル１階。店内は正に「鰻の寝床」のように細長かった。店内には日本人以外に外人客もいて８割方埋まっていましたが、不景気で客が減ったのか蒲焼き定食を除く定食物（鰻丼や鰻重）が２ユーロ引きのセールをやっています。ただし鰻の重量（１３０g?４１０ｇ）で１６?４５ユーロと高く前菜や茶碗蒸しがつくコースは５５ユーロ以上と破格。でもランチコースは２１ユーロからありました。</p>
<p>まずはビール（５ユーロ）を飲みながら単品メニューの煮凝り（８ユーロ）でスタート。ねっとりし過ぎて生臭いだけで美味くない。出てくるのに１５分はかかった肝焼き（９ユーロ）はまるで茹でたみたいな代物です。日本ではとてもお金を取れるレベルではない。これはたまらんとツマミ類を諦めてすぐさま「蒲焼き定食」（３６ユーロ）をオーダーしました。</p>
<p>千寿（１合１２ユーロ）をゆっくり飲みながら残った不味いツマミを完食しようと思っていたら、なんとオーダーから１０分もかからず蒲焼きが出てくるではありませんか。パリでもその場で捌いて始めろといった野暮は言いませんが、焼き置きを二度焼しているどころか、焼かずに温めただけではないか思うほど皿出しが早いのです。恐る恐る食べようと箸でつまむとすぐ崩れてしまうほど柔らかく、まるで鰻の煮物。蒸し過ぎとか言うレベルではなく、冷凍パックをチンして出したような食感でありました。</p>
<p>肝焼、蒲焼きと不思議な食感。考えてみれば、パリのど真ん中の小さなビルの厨房で、炭火を使った焼き場の設備が設営出来るものなのか。この鰻を実際に試食して平気な顔して提供し続けているとしたら、野田岩五代目の「性格」は友里の想定以上の悪さであります。</p>
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		<title>あの店は今・・・　野田岩</title>
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		<pubDate>Fri, 16 Oct 2009 21:31:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[景気の回復が滞っているこの時期にこれほど繁盛しているとは思いませんでした「五代目　野田岩」。丑の日のある７月は、昼は行列、夜は満席で予約が入りません。平賀源内が煽っただけで旬でもない時に食べる必要はないと８月になって昼に [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>景気の回復が滞っているこの時期にこれほど繁盛しているとは思いませんでした「五代目　野田岩」。丑の日のある７月は、昼は行列、夜は満席で予約が入りません。平賀源内が煽っただけで旬でもない時に食べる必要はないと８月になって昼にフリで飛び込みをはかったところ、簡単に出来ました。暑い中、行列までした「野田岩信者」にはご苦労様と申し上げたい。<br />
デビューして６年、友里はこの「野田岩」に対し一貫して「天然偽装」をやめるべきだと指摘してきました。「吸い物の肝や肝焼きに釣り針が入っていることがある」と箸袋で注意を促し、店主が「天然鰻に拘っていて４月から１２月までは天然鰻を、それ以外の時期は養殖鰻を出している」と発言していたら、純粋な客は冬以外の鰻は全部天然だと勘違いするではありませんか。しかし冬だけではなく春、夏、秋も仕入れる鰻の大半は養殖鰻なのです。天然鰻なんて１日に何匹もでません。それは仲居さんに天然鰻を注文したら、都度厨房へ確認しに行くことから誰でもわかることなのです。<br />
さてこの日、メニューを見てビックリ。「白焼き」は今まで１００％天然と言っていましたが、不漁の際には養殖を使うとの明記に変更。逆に天然鰻を意味する「中串」や「筏」がメニューから消えています。箸袋の「釣り針記述」は健在でした。<br />
まずは霞ヶ浦の天然鰻という「白焼き」をオーダー。いつもより身が厚かったですが、風味や旨みがまったくない。ただの柔らかい「蒸し魚」であります。続いて違いを確かめるため、養殖と天然の蒲焼きを両方頼みましたが、やはり蒸しすぎで柔らかすぎです。天然鰻は風味（悪い意味での「臭み」）があるが味が薄い。同伴者にも確認させましたが、ブラインドで食べたらこの「野田岩」では、「養殖」の方が脂も乗っており美味しく感じるのです。私は世にはびこる「天然鰻神話」に物申したい。天然なら何でも美味しいというのは嘘。時期、産地（川）、場所（上流か下流か）と行き先（上りか下りか）に加えて、個々の個体差で味はまったく異なると。産卵で海へ帰る前の下り鰻（河口付近で餌を沢山食べた大きなもの）で当たりの鰻を「直焼」で食べたら、「野田岩」が仕入れる小さ目の「蒸しすぎ天然鰻」なんて食べる気がしなくなることを広く知っていただきたいのです。</p>
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		<title>デカいだけで大味の鰻、神田きくかわ</title>
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		<pubDate>Sat, 12 May 2007 00:12:50 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[この本店を入れて都内に３店舗展開するネットで人気の鰻専門店。すべて直営店だと思うのですが、この店は愛知県幡豆郡一色町に直営養魚場があると公開しています。３店舗で養殖場を持って採算がとれるのでしょうか。 神田の昔風の一軒家 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>この本店を入れて都内に３店舗展開するネットで人気の鰻専門店。すべて直営店だと思うのですが、この店は愛知県幡豆郡一色町に直営養魚場があると公開しています。３店舗で養殖場を持って採算がとれるのでしょうか。<br />
神田の昔風の一軒家で雰囲気はでています。１階が禁煙、２階が喫煙可と分煙システムで昼時の店内は満席。ほとんどの人が頼んでいる「うな重」は大きさによって、（イ）、（ロ）、（ハ）と奇妙な名づけで、２６２０円、３１５０円、３６７０円と立地、店構えの割に高い値付けです。「ぐるなび」では、「江戸前のうなぎ料理は時間がかかる。せかされるとはんぱな仕事になるんでね。でもかならずいい仕事するからまかせなよ」と３８分かかると書いてあったのですが、真ん中の重は２０分かからず出てきました。その重を一目見てびっくり。Ｊ．Ｃ．オカザワ氏は量が多いと言っていましたが、尻尾が重からかなりはみ出る大鰻が品なく２匹乗っております。見ただけでひいてしまいましたが、目を瞑って口に含むとまず詰めの緩いタレの甘みを感じ、次は脂味だけで、肝心の鰻自身の旨みを感じません。品質が安定した養殖鰻のいいところを感じず、山椒を多めにかけてやっと食べきることができました。おかげで私は今まで過大評価でたいしたことないと言ってきた「野田岩」や「尾花」の鰻を見直したくらいです。<br />
ネットではサービスが悪いとありますが、私に言わせると「鰻」が悪い。どう考えても高額鰻店が扱っている品質の良い「養殖鰻」と異なるもの、質だけの問題ではなく、種類が違うかもしれない<br />
と感じたのです。紹介してくれたＪＣも、種が違う可能性があると後日言っておりました。その正否は別にして、高額店の仕入れる養殖鰻とは違う質のものを使用しているのは間違いない。自社の養殖場をもつ理由はここにあるのでしょうか。「養殖ハマチ」にも似たくどい脂を感じる食後感の鰻蒲焼。そりゃ量も重要な要素でありますが、大きくて量があれば何でも良いって訳ではありません。行列作って食べに行く客が多いのですが、皆さん、他の高額鰻屋と同じようなレベルの鰻だと思って食べているのでしょうか。価格だけは高額店ですが、過大評価の他店よりも食後感が悪い店。友里がおススメできる鰻屋ではありませんでした。</p>
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		<title>鰻屋にしては料理が多すぎる、いちのや　西麻布店</title>
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		<pubDate>Mon, 23 Oct 2006 07:17:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鰻]]></category>

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		<description><![CDATA[流行っていなかった和食屋跡に出来た一軒屋の鰻屋、いちのや。私は「やらせ」のＴＶを見るまで、この鰻屋の存在をまったく知りませんでした。２年前の年末だったと記憶しております、ホテル西洋銀座で行われた一人１００万円のディナー（ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>流行っていなかった和食屋跡に出来た一軒屋の鰻屋、いちのや。私は「やらせ」のＴＶを見るまで、この鰻屋の存在をまったく知りませんでした。２年前の年末だったと記憶しております、ホテル西洋銀座で行われた一人１００万円のディナー（宿泊費別）の放映。世界的に有名なワイン評論家、ロバート・パーカー氏の出版記念として、彼が選んだ究極のボルドーワイン１２本と、有名シェフ、ロブションが食材に糸目をつけず調理する料理が出ると言っても、１００万円は余りに高いのではないか。同時期、同価格で恵比寿の「ジョエル・ロブション」でも企画されましたが諸般の事情で中止になったくらいですから、参加者を集めるのは大変だったようです。この「究極の晩餐会」、番組の後半は参加者をレポートするもので、その一人が「いちのや」の若き主人だったと言うわけです。取材に応じる条件だったのか、参加者が集まらず頼み込んだからか、しっかりこの鰻屋を番組で紹介していましたから、仮に主人が１００万円払ったとしても充分元が取れたと考えます。<br />
川越や神泉にもあるという「いちのや」、レトロな内装で外観は悪くないのですが、テーブルに常備されている灰皿、席で携帯使い放題の客、と環境は良くありません。鰻重が２８００円以上と他の有名処より強気の価格設定で、鰻が入る会席コースが７５００円から１万５千円まで用意されているなど、ただの鰻専門店とは違います。しかし、居酒屋メニューのもずくや秋刀魚から、高額和食の鱧、石鯛まで扱う間口の広さに私は疑問であります。和食屋が鰻を出すならともかく、鰻屋が出す高額食材を鰻屋の調理技術で食べて満足できるでしょうか。単品専門店と和食では技術のベースが違うのですから、ここでは鰻だけを味わった方が無難であります。さて肝心の鰻重。オーダーしてから５０分近く待たされます。会席コースでも、料理の順番に関係なく鰻が焼けたら直ぐ出すそうですから、マイペースな経営です。待ち時間に食したうざく（９００円）、この鰻だけどうして早く焼けるのか疑問でしたが、まったく凡庸。肝焼きも普通レベルで、待ちわびた鰻重は蒸し過ぎなのかただ柔らかく、タレも甘すぎ。秘伝のタレといってもベースは醤油と味醂の調合だけですから、このうたい文句に乗せられてはいけません。野田岩よりも柔らかいかもしれない食感のない蒲焼、もとい、「蒲蒸し」に値付けの高い日本酒と二三のツマミを頼んで軽く５千円突破。高額店の養殖鰻に差があるわけではないだけに、わざわざ行く必用はないと考えます。<br />
注）<br />
掲載後、「いちのや」の主人からクレームがあったそうです。公平を保つため、先方の言い分も載せさせていただきます。<br />
「鰻屋が出す高額食材を鰻屋の調理技術で食べて満足できるでしょうか」に対して、「ウチは４人の和食専門の調理人を雇っている」<br />
また柔らかすぎる鰻重について、「これは当店独特の技術だ」<br />
そして、１００万円ディナーＴＶ出演の件では、「あれはテレビ局に頼まれ、引き受けただけ。自分から売り込んだわけではない」<br />
鰻がウリの店で、和食専門の料理人を常時雇っていては、固定費がさぞかしかかることでしょう。ＣＰは当然落下すると誰でも感じてしまいます。<br />
柔らかいのは「蒸し」を強くしただけだと思うのですが、これを独特の技術というのでしょうか。<br />
確かＴＶでは、１００万円ディナーの参加者を、帰り際任意に声をかけて取材すると言うスタイルでした。<br />
自宅拝見の後、本業を聞いて店の紹介をしていましたが、「頼まれて（出演を）引き受けた」となると、あのＴＶ番組は完全な「やらせ」だと認めることになります。ＴＶ局としてはこうはっきり宣言されたら困るんではないでしょうか。</p>
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