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	<title>店評価BLOG &#187; 鮨</title>
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	<description>友里征耶　評価限定の辛口BLOG</description>
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		<title>世界初か？男女別トイレを有する鮨屋、はしぐち</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Jan 2012 20:12:58 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[取材拒否ながら紀尾井町で長く人気で予約が困難と言われた「鮨はしぐち」。　誰が言い出したのかわかりませんが、『踊る鮨』で有名な鮨屋であります。 鮨が踊る？そんなバカな、とお思いでしょうが、簡単に説明させていただくと、主人の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>取材拒否ながら紀尾井町で長く人気で予約が困難と言われた「鮨はしぐち」。　誰が言い出したのかわかりませんが、『踊る鮨』で有名な鮨屋であります。<br />
鮨が踊る？そんなバカな、とお思いでしょうが、簡単に説明させていただくと、主人の手から離れた握りが沈み込む様を“踊る”と表現したもので、１回沈みこんだらもう二度とは動きません。わずか６席のキャパだったので連日盛況でありました。</p>
<p>そんな盛況店が同じ赤坂の地ですが昨年１１月に移転したと聞いて訪問できたのは１２月になってから。場所はミシュラン１星一軒家すき焼き「よしはし」のすぐ近く。以前と違って隠れ家的な佇まいとなっておりました。</p>
<p>京都の業者に任せたという内装は一見豪華。恐る恐る入った友里は、鮨屋で始めてみたウェーティングスペースにたまげたのであります。廉価寿司や回転寿司で行列待ちのための椅子があるのは知っておりましたが、高額鮨屋にこのスペースが必要なのか。女将の案内でカウンターに導かれた友里、その必要以上の余裕スペースに更に驚いたのであります。</p>
<p>カウンターは横一列で１０席とキャパを増やしておりましたが、椅子も大きく席間はかなり広い。普通の店なら１５人は座らせる長さであります。そして個室もあるのです。<br />
ただし実際は使用しないと聞きましたからなんと贅沢なことか。つけ場も広くなりましたが、最大の驚きはトイレでありました。高額フレンチ並に男女別。しかもこの男性トイレ、大小便器がわかれており、しかも余裕の配置でありましたから驚きます。女性トイレもかなりの広さと聞きました。<br />
主人の話によりますと、４倍のスペースになったとのことですから、主人と女将の２人営業でキャパはそう増やせませんから、贅沢な間取りにせざるを得なかったのでしょう。</p>
<p>店構えや内装だけではなく肝心の鮨についても書かなければなりません。<br />
所場代アップで値上げを心配しましたが支払額は１年前とほぼ同じ。鮪の照り焼きはなかったけど、この時期定番のカワハギ肝合えは美味しく、天然ホタテも甘みがあり○。ヒラメも良かった。酢飯もやや甘めながら特徴がでており悪くはない。<br />
昆布〆ヒラメやコハダ、炙らない煮穴子などの他、珍しい酢烏賊もあるなど江戸前仕事もバッチり。今の所ＣＰは変わりませんから、早めの訪問をオススメします。</p>
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		<title>光りものは主人のヘッド、あら輝</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Jan 2012 20:04:04 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[立地の妙が後押ししたのか、上野毛の地で人気だった「あら輝」が銀座に移転したのは一昨年春。結構辛口に評価していたからか、熱狂的なファンからは「友里に訪問させるな」と移転後の予約を入れまくって友里の訪問を阻もうとしたとの冗談 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>立地の妙が後押ししたのか、上野毛の地で人気だった「あら輝」が銀座に移転したのは一昨年春。結構辛口に評価していたからか、熱狂的なファンからは「友里に訪問させるな」と移転後の予約を入れまくって友里の訪問を阻もうとしたとの冗談のような話ありましたっけ。それでも今は居酒屋専門ライターになったＪ．Ｃ．オカザワなどと昼に２回の訪問後、昨秋１１月にやっと夜に訪問でききたのであります。</p>
<p>今回訪問の目的は２つ。主人の荒木氏が銀座を閉めて海外移転を考えているとの噂と、この友里が出入り禁止になっているかを確かめたかったからであります。<br />
あれは昨年７月下旬、「あら輝」移転後、上野毛店の後に居抜きで大阪から移転してきたほど荒木氏に心酔している「鮨　嘉瑞（かずい）」に友里が訪問したと思ってください。</p>
<p>大阪の店での食後感からブログで「まずい」と悪乗りのシャレを書いたのが主人の逆鱗に触れたようで、カウンターに座ったものの正体がバレて追い出しにあってしまったのです。弟子の友里追い出し事件、果たして師匠はどういう対応をしてくるかを確認したかったのであります。<br />
結論から言わせていただきますと、おそらく弟子からの報告もあったのでしょうが、普通の対応で無事ツマミに握りに名物のチョモランマまで食べて店を後に出来たのであります。</p>
<p>鮨の話に移る前に、海外移転の件をちょっと。訪問時の話ですが、海外移転の考えは本当だとか。ただし未だ場所を決めておらず、ＮＹ、パリ、ロンドンと３つに絞っての視察段階だそうです。順調なら数年以内に海外へ移転するかもしれません。</p>
<p>さてツマミから始めましょう。ヒラメ、トコブシ、鰹、ウニ＆イクラと支払額（一人２万円台後半）を考えると悪くはないか。しかし傑出したＣＰ感はありません。<br />
握りはさすが鮪をウリにしているだけに中トロやトロが２ヶずつでてきますし、中トロの手巻き（チョモランマ）も健在。煮ハマやヅケなど江戸前仕事のタネもあるのですが、好きな光りものは鰺と鯖の２種のみと物足りなかった。<br />
江戸前鮨屋の定番であるコハダがないに気づき主人に質問すると「光りものはこの２つと私です」と綺麗に剃り上げたスキンヘッドを目の前に出して来るではありませんか。このオヤジギャグに唖然としながら店を後にした次第であります。</p>
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		<title>世界一予約が取りにくい寿司屋、鮨　三谷</title>
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		<pubDate>Fri, 21 Oct 2011 22:42:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[四谷に予約がまったく入らない寿司屋があると聞いたのが昨秋。予約困難と聞くと何としても行きたくなるのが人情というもの。検証精神旺盛な友里は、店主の出身先を調べて更に訪問したくなったのであります。 街場寿司（客単価１万円代半 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>四谷に予約がまったく入らない寿司屋があると聞いたのが昨秋。予約困難と聞くと何としても行きたくなるのが人情というもの。検証精神旺盛な友里は、店主の出身先を調べて更に訪問したくなったのであります。</p>
<p>街場寿司（客単価１万円代半ば）の範疇である伊勢丹新宿本店の「鮨魯山」は、内容の割に集客が順調。数千円お決まりを出すホールだけではなく、お好み・お任せ専門の奥のカウンターは、友里が知る限り平日でも昼時は満席であります。<br />
銀座の高額江戸前鮨に比べるとかなりランクが落ちるタネ質と江戸前仕事ですが、都心の有名高額店を知らない伊勢丹セレブに支えられているのでしょう。その店長だった人の独立店がこの「鮨三谷」。数ヶ月待って昼に訪問できたのは今年はじめでありました。</p>
<p>ツマミと握りをオススメワイン（グラス対応）で食するのがこの店のスタイル。<br />
まずは白魚のカワハギ肝合え。実際は肝で〆ているようですが、確かに肝は美味しいけど味強すぎて白魚の味わからず。<br />
シャンパンで〆てから更に昆布で〆たという鮃も昆布が強かった。水だけで蒸したという鮑や越前蟹とバチコなど、出身店の店名ゆかりの大味好きな魯山人が涙を流して喜ぶ味濃いツマミの連続。<br />
氷見のトロ鯖には唐墨とキャビア、真鱈の白子（小柱のスープ仕立て）にはトリュフ塩、アン肝は穴子で撒く、と江戸前とは異質の一仕事がしてあるツマミで、ワインや日本酒が進んだのです。</p>
<p>握りは主人から手渡しで供されます。古米使用という酢飯は特徴なし。コハダや穴子、赤貝とツマミに比べて驚くものはなかったのですが、最後の巻物にビックリ。干瓢巻きの中身半分が揚げ稲荷でありました。<br />
昼でも結構飲んでの支払いが一人２万５０００円前後に連れが気をよくして帰り際に夜の予約をしようとして私は椅子から転げ落ちそうになりました。なんと次回は８ヶ月先しか入らないというのです。</p>
<p>かくしてこの９月に再訪した友里、赤ウニにベルーガ、赤ムツにコノコ、筋子や穴子に唐墨など更にパワーアップ（珍味の大味）したツマミを確認し、握りでは半生バチコまで食してしまったのであります。<br />
前回より更に飲んで味濃いツマミタネを食べての支払いが３万円。帰り際次回の予約を入れたら何と１１ヶ月先の来年８月。世界一予約が取りにくく味濃いツマミを出す寿司屋であります。</p>
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		<title>食べログ評価とは違い価格なりの食後感、都寿司</title>
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		<pubDate>Fri, 30 Sep 2011 21:46:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[この原稿を書いている段階で、東京のレストラン全ジャンルで食べログ第３位の高評価。勿論寿司屋部門ではトップにランクされております。 今春出版関係者から評判を聞いて早速予約を入れたのですが、訪問できたのは一ヶ月後の初夏であり [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>この原稿を書いている段階で、東京のレストラン全ジャンルで食べログ第３位の高評価。勿論寿司屋部門ではトップにランクされております。</p>
<p>今春出版関係者から評判を聞いて早速予約を入れたのですが、訪問できたのは一ヶ月後の初夏でありました。一ヶ月先の予約でも２０時３０分に食べ終えてくれとの条件で入店したのは１８時３０分。この店は連日２回転以上させる超人気店であったのです。<br />
壁には「握りコース８０００円、お任せ１万１０００円」と料金がはっきり張り出している明朗会計が特徴の寿司屋であります。</p>
<p>お任せでまずはツマミから。ワラビのお浸し、真子鰈、アン肝と価格なりにまずまずで、煮タコやタイラガイの味噌漬けは悪くはなかった。ただしサワラの焼き物はイマイチ。追加でもう２種ツマミをもらって握りへと移行したのです。</p>
<p>〆が強かったけどまずまずだったコハダの次はカスゴの昆布〆。残念ながらベチャベチャでした。友里はカスゴの出来具合でその寿司屋の実力を判断しておりまして、この段階で世間の評価は過大ではないかと疑いを持ったのです。</p>
<p>藁で燻したサワラやキンメも柔らかすぎ、中トロもどうってことなく、ツメを引かず柚風味の煮ハマは好みではなかった。<br />
この時期旬のトリガイも並レベルで、唯一良かったと感じたのは塩で提供された穴子のみ。今気づいたのですが、この店は「ツメ」を用意していないのかも。江戸前の華といわれる赤身（鮪）や白身も食べた記憶がなかった。</p>
<p>タネ質や仕事に傑出さを感じないだけではなく、気になったのが酢飯でした。赤酢を使用しているこの酢飯、かなり甘いのです。赤酢の芳醇さとは違うので、主人に確認したところ砂糖を使用しているとのことでした。江戸鮨ブームの中、砂糖使用を堂々と公言する鮨屋は珍しいと思いますが、かなりの砂糖の含有は友里の好みとはかけ離れていたのです。</p>
<p>ビールに日本酒で一人当たり１万５０００円強。銀座の「鮨　太一」と同じ価格設定でありますが、１ヶ月以上待たされる、２回転させる、といった使い勝手の悪さに加えてこのタネと握りなら、私は「太一」を選ぶでしょう。<br />
もうちょっと支払えば、いつでも入店できる（失礼）「鮨　大河原」もあります。予約困難や食べログ評価に純粋に釣られてはいけません。</p>
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		<title>寿司屋というより高質な魚料理店、英ちゃん冨久鮓</title>
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		<pubDate>Fri, 29 Apr 2011 21:40:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[和食]]></category>
		<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[この店を知ったのは５年以上前か。関西在住の知人から、高質な天然フグを食そうと誘われて訪問したのですが、この店名に私は思わずのけ反ってしまったのです。街場の寿司屋でもあり得ないネーミング、東京でこの店名ではまず客は入らない [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>この店を知ったのは５年以上前か。関西在住の知人から、高質な天然フグを食そうと誘われて訪問したのですが、この店名に私は思わずのけ反ってしまったのです。街場の寿司屋でもあり得ないネーミング、東京でこの店名ではまず客は入らないでしょう。<br />
「ぐるなび」にはビールのクーポンがついており、とても拘りがある店とは思えなかったのですが、ＨＰやネット掲示板で質に拘った高級食材を出す店で、夜は客単価が２万円はする高額店と知ったのです。</p>
<p>大阪はミナミの居酒屋などが乱立する区域。扉を開けたら数十年前にタイムスリップしたかと思うレトロなカウンターが目の前に広がります。そして２階は座敷だけ。<br />
トップレベルの食材を仕入れていると自負する主人が用意したその日のフグは７キロ以上の大物で熟成させない厚めに引いた刺身は食感、旨みも充分。白子焼き含め焼フグ、ちり鍋、雑炊と予算は３万円以上でしたが満足したのです。</p>
<p>鮓屋でフグ尽くしコース？そう、この店は寿司屋と言うより旬の高級魚を堪能させてくれる自称「鮓屋」。夜の仕込みを兼ねて昼から通し営業なので、空いている昼訪問がベストです。<br />
久々の訪問は今年の３月。勿論１階のカウンターでまずは魚料理の連発です。<br />
突き出しのホタルイカはまずまず。豊後水道の鯛は厚めに引かれ旨みがしっかりあり美味しい。淡路のオコゼも薄造りながらポン酢以外のオコゼの味わいを感じます。下仁田葱や椎茸の焼き物も悪くはなかった。<br />
今回特に良かったのが鯛中骨の障子焼き。塩焼きで鯛の旨みがたっぷりで、泉南の渡り蟹も子が多くて美味かった。</p>
<p>ここらで握り。大阪ガスの提供番組「魔法のレストラン」で紹介されたというネギトロ巻き、話のタネにチャレンジしましたが残念ながら普通でした。<br />
しかし、分厚い鯖、デカさに驚いた赤貝など、鮪以外の質は傑出もの。酢飯に何ら特徴がないのが突っ込める点でありますが、単に米に高質な魚の切り身が乗っていると考えれば腹も立ちません。</p>
<p>名物というねぎま汁にそれほどのものを感じなかったけど、ほとんどの魚に満足して店を後にしたのです。昼にちょっと飲んでの支払いは１万円台半ば、寿司屋と思わず高級魚料理店として訪問すれば誰でも満足するでしょう。<br />
オミヤの鯖棒寿司もオススメです。</p>
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		<title>この博多鮨もＣＰ抜群で満足、近松</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Apr 2011 21:32:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[博多の鮨屋は酒類での儲けを放棄しているのか。先々週取り上げた「鮨　安吉」もシャンパンと白ワイン（いずれもハーフ）を飲んで２人で４万円でしたが、この店は更に驚きの支払い額であったのです。 読者のオススメで予約を入れたのは１ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>博多の鮨屋は酒類での儲けを放棄しているのか。先々週取り上げた「鮨　安吉」もシャンパンと白ワイン（いずれもハーフ）を飲んで２人で４万円でしたが、この店は更に驚きの支払い額であったのです。</p>
<p>読者のオススメで予約を入れたのは１ヶ月以上前。食べログでは博多市内寿司屋でランキング１位の高評価店だったからであります。その予約電話で、お任せコースが１万３０００円と知りました。<br />
カウンター９席、主人と女将の小さな店。高いけど食後感が良くなかった「河庄」出身ということで期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれたのです。</p>
<p>まずはツブ貝からスタート。昨年体調を崩してから日本酒を大量に飲めなくなった友里。大好きなビールの後は普段の主張を引っ込めて、シャンパンをオーダー、出てきたハーフボトルはロデレールでありました。<br />
烏賊の産地で有名な呼子の鯛に続き、蒸し鮑、厚岸の蝦夷馬糞ウニとまずまずのツマミ。そしてこのわたの茶碗蒸しを食して、この店のレベルの高さを知ったのです。出汁も悪くない。<br />
タコの桜煮や鯛白子とタケノコの煮付けも満足。メヒカリの一夜干しの後握りへ移りました。</p>
<p>シャンパンを飲み終え白ワイン（ハーフ）の在庫を聞いて出てきたのがオリビエ・ルフレーヴのモンラッシェ系村名ワイン。鮨屋だから高いかなと躊躇していたら、「４０００円ですよ」との主人の一言に驚いたのです。小売りとたいして変わらないではありませんか。直ぐさま頼んだのは言うまでもありません。</p>
<p>生姜は若干好みと違いましたが、握りは昆布〆（鯛）やコハダ、カスゴ、穴子など江戸前仕事もまずまずでタネ質も悪くありません。<br />
トラフグやその白子の握りは博多らしい一品。握りに適しているかは別にして話のタネになりました。鮪系はちょっと物足りない気がしましたが、追加の干瓢巻きを含めて神戸の過大評価寿司店との大きな違いを知ったのです。珍味の吸い物も美味しかった。</p>
<p>シャンパンを考えると２名で４万円台後半を覚悟したのですが、請求額はなんと３万６０００円ほど。ロデレール（ハーフ）も４０００円程度であることが逆算でわかったのです。東京でデカイ顔している若手鮨屋に勝るとも劣らないツマミと握りで支払い額は４割引。</p>
<p>「博多鮨恐るべし」と感じた博多出張でありました。</p>
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		<title>関西の過大評価寿司屋はこの店で修行しろ、鮨　安吉</title>
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		<pubDate>Fri, 01 Apr 2011 21:09:12 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[大震災や原発事故の影響で東京の高額鮨屋の仕入れが心配です。 特に「うちは車エビを除いて天然だけ」と自称している鮨屋はネタ不足に陥っているはず。関西の店が高質な鮪を築地から引けないように、江戸前鮨屋が関西から上質の魚を仕入 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>大震災や原発事故の影響で東京の高額鮨屋の仕入れが心配です。<br />
特に「うちは車エビを除いて天然だけ」と自称している鮨屋はネタ不足に陥っているはず。関西の店が高質な鮪を築地から引けないように、江戸前鮨屋が関西から上質の魚を仕入れることは難しいからであります。<br />
今の状況では養殖、遠海、冷凍と公には言えないタネを黙って使用している高額寿司屋が強みを発揮するのではないでしょうか。大震災以後、鮨屋の訪問を控えていて鮨に飢えていた友里、出張で博多に来て、以前から気に入っていた「鮨　安吉」を訪問したのは言うまでもありません。</p>
<p>この店の特徴は小ポーションながらタネの豊富さ。ツマミと握りで３０種近く出てくる酒飲みには有り難い鮨屋であるのです。<br />
種類が多くとも、仕事を含めツマミや握りのレベルが低ければ意味はない。<br />
昨年から機会がある毎に大阪や神戸の自称江戸前鮨屋を訪問している友里、東京での修行歴がないどころか、鮨屋の就業経験もない独学の主人が大きな顔して営業している関西鮨屋を試してみて、関西在住の鮨好きの環境の悪さに同情したのであります。<br />
こんなレベルで満足しているのは、自称京料理店に喜んで通っている東京人と同じではないか。東京の高評価鮨屋と比べたら、関西有名鮨屋は遙かに低レベルと言っても過言ではありません。</p>
<p>しかし博多鮨のレベルは違います。この安吉はそこらの銀座鮨店に勝るとも劣らない食後感とＣＰ感を与えてくれるのです。<br />
結論から言わせていただくと、信じられないＣＰでほとんどのツマミと握りに満足。<br />
ビールにシャンパン（ハーフ）とブルゴーニュワイン（ハーフ）、ぬる燗に熱燗をそれぞれ１本頼んでの支払いが２名でなんと４万円で終わってしまいました。<br />
白ワインも地方ワインとはいえ有名造り手のジャドでありますから、普通の東京鮨なら倍近く請求されるのではないでしょうか。</p>
<p>煮タコ、蒸しアワビ、〆鯖、コハダ、煮ホタテなど江戸前仕事も高レベル。鰤ヅケ、牡蠣や鯛真子の焚き物、レア感ある穴子炙りなどのツマミや握りも大変美味しゅうございました。</p>
<p>私は大阪や神戸で自称鮨通の客にデカイ顔してツマミや握りを振る舞っている若手鮨屋主人に言いたい。<br />
東京の鮨屋が無理なら、この博多の鮨屋で再修行して出直してこい、と。</p>
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		<item>
		<title>そこらの銀座鮨に勝るとも劣らない、鮨福元</title>
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		<pubDate>Fri, 25 Feb 2011 22:34:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[以前から悪くない江戸前鮨屋だと思っていたのですが、食べログの評価を見て唖然。３点代半ばとそこらの凡庸店並みの評価に甘んじているではありませんか。 今春出版予定の友里オススメ本に掲載しようとプレリストに載せていただけに私は [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>以前から悪くない江戸前鮨屋だと思っていたのですが、食べログの評価を見て唖然。３点代半ばとそこらの凡庸店並みの評価に甘んじているではありませんか。<br />
今春出版予定の友里オススメ本に掲載しようとプレリストに載せていただけに私は慌ててしまった。そんなにクオリティが劣化したのかと確認に訪問したのはいうまでもありません。</p>
<p>この店の問題点はネットでも批判されております主人が喫煙者であると言う点。私も以前、店先で紫煙を噴かしている姿を目撃したことがあります。運が良かったのか、遭遇した記憶はありませんが、店内も喫煙可ということで、この店は今時珍しい喫煙者に寛容な高額鮨屋なのであります。<br />
この喫煙容認（主人も吸っているから仕方ないのか）が店評価に大きな影響を与え居ているのは想像するに難くありません。再確認で久々に訪問したのは昨秋でありました。幸いこの日も客に喫煙者はおらず、いつものようにツマミからスタートです。</p>
<p>まずは鯛とシマアジの刺身。実は前日にわざわざ神戸へ行って味のわからない一部の人が持ち上げているカリスマ漁師・村公一氏が自ら振る舞った鱸を食べてきたのですが、魚の旨みは圧倒的にこちらに軍配。タネ種が違うとはいえ、比べものなりません。続くカツオも悪くはなかった。</p>
<p>好きなタコの桜煮ですが、この店はホント美味しい。お酒がすすんでしまいます。ここでは初めて食べた天然鰻の白焼きも野田岩と比べようもないほどの質と出来で美味しかった。トロ、イクラ、そしてウニと続いて握りへと移ったのです。</p>
<p>墨烏賊にはじまり、鯛、鮪、コハダから最後は穴子に鉄火巻きとその数１０ヶくらいでしょうか。いずれの握りも数ある銀座鮨と比べて平均以上。この日は特に赤貝が傑出していたと記憶しています。ビールに日本酒を飲んでの支払いが２万円前後は、下北沢という立地を考えても充分満足する食後感であったことを再確認した次第です。</p>
<p>店のＨＰにはその日のタネの産地が前もって公開されております。カウンターにも表記された紙が置いてありますから、増殖続ける鮨オタクへの対策も万全。タバコを触っている手で握られるという現実（実際タバコの影響は感じません）に抵抗がない方にはオススメな、銀座に勝るとも劣らないＣＰ良い店と考えます。</p>
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		<title>踊る握りだけがウリではない、鮨はしぐち</title>
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		<pubDate>Fri, 28 Jan 2011 22:41:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[誰が言い出したのか「踊る鮨」で有名な「鮨はしぐち」。マスコミに露出していませんが、わずか６席の予約困難な繁盛店であります。 最初の訪問は、この店のウリである「踊る鮨」（主人が握りを置くと沈み込む様）を検証するためでありま [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>誰が言い出したのか「踊る鮨」で有名な「鮨はしぐち」。マスコミに露出していませんが、わずか６席の予約困難な繁盛店であります。</p>
<p>最初の訪問は、この店のウリである「踊る鮨」（主人が握りを置くと沈み込む様）を検証するためでありました。目の前に置かれた握りがいつ沈み込むかと目線を握りの高さまで落として観察したのですが、残念ながらその日は確認できなかった。握りの体調が悪かったのかと、日を置かず再訪して今度は沈み込みを確認したのです。</p>
<p>巷が騒ぐ握りの沈みこみ、要は上に乗せたタネの自重で酢飯が潰れるほど「柔らかい握り」であると言いたいのでしょう。口に入れた途端にハラハラとほどける酢飯が一番と言われていますから、タネの重さに耐えきれず潰れる握りも素晴らしいということか。でもタネ数少なく酒を飲んでの長居が出来ない営業形態から友里の好みと違う店だと感じていたのです。</p>
<p>数年ぶりに訪問したのは昨秋。満席でしたが、隣の有名人夫婦は常連だからかツマミと５ヶほどの握りで早々と退散しておりました。その後に２回転目の客が来たからよいものの、店にとってこんな非効率なオーダーは有名人といえ感心しません。</p>
<p>ツマミの種類は相変わらず少ないながら、サヨリ（細切り）の大葉和えやカワハギ胆和えは美味しかった。烏賊のウニ焼きはイマイチながら、客が全員頼んでいたトロの付け焼きもお酒がすすんで満足したのです。</p>
<p>そして握りへ。米酢の酢飯は特徴がないけど種々のタネを邪魔することのない名脇役か。多くの握りが沈み込む中、沈まない握りを見て私は「踊る鮨」の仕掛けがわかったのです。<br />
主人の大きな掌で握られる鮨、沈むものは嵩が高い。つまり普通の店の握りより背丈が高いので、タネの自重で少し潰れて普通の握りの高さに落ち着くのであります。<br />
沈もうが踊ろうが、食べるときは動きが止まっておりますから関係ない。でも１０数個出た握りはどれも悪くはなく、特にヒラメや鯖は印象的で酢烏賊という珍しいタネも面白かった。結構飲んでの支払いが２万円台半ばと、充分満足した次第であります。</p>
<p>キャパが小さくその日に思いついての訪問は難しいとは思いますが、「踊る」ことを抜きにしてもほとんどの方が満足する鮨屋と考えます。</p>
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		<title>立地の妙から大甘評価で２つ星獲得、鮨　生粋</title>
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		<pubDate>Fri, 05 Nov 2010 23:16:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tomosato</dc:creator>
				<category><![CDATA[鮨]]></category>

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		<description><![CDATA[実売数の減少を食い止めるため神戸の店も評価対象に入れてしまったミシュランガイド。東京版と同じく、年を重ねる毎に実売数が激減する運命は変わらないと思う京都・大阪・神戸版でありますが、必ず星がつくからと事前に誘われてこの店を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>実売数の減少を食い止めるため神戸の店も評価対象に入れてしまったミシュランガイド。東京版と同じく、年を重ねる毎に実売数が激減する運命は変わらないと思う京都・大阪・神戸版でありますが、必ず星がつくからと事前に誘われてこの店を訪問したのが今年５月半ば。摂津本山の住宅街にある寿司屋であります。</p>
<p>関西では江戸前鮨ブームだとか。自称を含めて江戸前と名乗る寿司屋が増殖し続けていますが、果たして関西に江戸前の鮨屋が存在するのか。<br />
今回目出度く関西版では最高峰の２つ星寿司屋となった「生粋」を訪問して、私は関西寿司屋のレベルの低さを確認したのです。</p>
<p>当時は白木ではない貧弱なカウンター６席と小上がりの店内。握りが６８００円、ツマミを入れたお任せが９４５０円と東京の高額鮨屋の半値に近い明朗値会計。<br />
関西ではこの価格帯でないと客が入らないとのことですが、２万円前後が相場の東京鮨とのあまりの価格差に私は驚いたのです。</p>
<p>食後感も価格通り。この時期疑問のヒラメは旨みがなく、カツオは薫香つけすぎ。<br />
甘エビの登場に疑問を抱き鰻の白焼きには驚きました。鮨屋では普通穴子だろ！<br />
握りでは、赤酢を使っているのにショッパイだけの酢飯にがっかり。昆布〆が強すぎるヒラメ、なぜか生姜風味のカスゴ、そして明礬が目立つウニと支払い額（１万３０００円）なりの食後感しかありませんでした。<br />
海鮮でもなければ江戸前でもない。タネ質も普通で東京では街場寿司レベルと判断したのです。関西の有利さは白身だと思っていたのですが、良い白身は料理屋へ持って行かれるとの主人の言葉に、関西寿司の限界を感じてしまった。</p>
<p>ミシュランウケを狙って豪華な白木カウンターなど何百万円も投資して大改装したと聞いて再訪したのが１０月。以前と違って内装だけは銀座鮨屋も驚くほど豪華になっておりましたが、肝心の食後感は変わりませんでした。<br />
推測するに主人は東京の江戸前鮨屋での修業経験がないのではないか。ビールグラスも魚臭いなど原点からやり直す必要があるかもしれません。<br />
小さな街場の普通の寿司屋を名店のように囃し立てる関西寿司好きにも問題があるでしょうが、東京では１つ星も無理と思われる店に２つも大判振る舞いしてしまったミシュラン。その罪は重いと言うしかありません。</p>
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